アーヤがちっちゃくなっちゃった！？

髪 ページ36

上杉side

俺は今、立花の髪をドライヤーで乾かしているところ。

どうしてこうなったんだ？

なんで俺なの？

まあ、嬉しいけど。

俺、こういうこと慣れてないから上手くできない。

最初はタオルで適当に拭けばいいと思ってたら、

黒「上杉、女の子の髪はちゃんとドライヤーで乾かさないと駄目だからね。」

っていつの間にか黒木が俺の後ろにいて言ってきた。

マジで？

女っていろいろとめんどくせーな。

普通だったら黒木のことは無視してタオルで拭くけど立花の髪だからな・・・

俺は仕方なくドライヤーで髪を乾かした。

うわっ、立花の髪、さらさらじゃん。

俺の指をするする通り抜けていく。



そして髪は完全に乾いた。

上「立花、終わったぞ。」

彩「和典お兄ちゃん、ありがと！」

そして立花は走って洗面所を出ていった。

そういえば、こういうことってあんまできないことじゃね？

立花がもし、幼児化してなかったら絶対なかったはず。

めっちゃラッキーじゃん。

立花に感謝しないとな。

そして俺は浮かれた気分で書斎に向かった。

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