島崎さん登場 ページ28
翼side
今は5時前。
もうそろそろ島崎さんがくる頃じゃないかな。
彩「翼お兄ちゃん、抱っこして〜。」
俺がソファに座っているとアーヤが後ろからテクテクひよこみたいにこっちに来た。
アーヤは歩き方まで可愛いんだな〜。
俺も気を抜かないようにしないとあいつらの気に障るようなことをやりかねないからね。
翼「いいよ。おいで。」
彩「わ〜〜い!」
するとアーヤは俺の腕の中に元気よく入ってきた。
やっぱり子供は素直でいいね。
中2のアーヤもこんなだったらいいのに・・・
俺は立って、アーヤを持ち上げた。
アーヤってすごい軽い。
彩「えへへへへ。」
笑ってる顔は今と全然変わってない。
あの可愛い笑顔のままだ。
ちなみに若武たちはすごい顔でガン見してる。
ほんと、比べる価値もないよ。
天使と悪魔みたいなwww
今ならあいつらの心の声が聞こえる。
美門!早く離れろ!
って感じで思ってるんでしょ、きっと。
男子−翼(わかってるんだったら離れろ/て!!)
ちょっと意地悪してみようかな〜www
翼「アーヤ、可愛いね〜。」
そして俺は頬をアーヤにこすりつけた。
彩「翼お兄ちゃん、くすぐったいよ。」
すごい嬉しそう。
で、若武たちはというと・・・・・完全に睨んでるね。
あと、視線がものすごく痛い。
ガチャ
書斎のドアが開く音が聞こえた。
俺たちあ全員そこに目線を向かる。
島「皆さん、こんにちは。」
全−若「こんにちは。」
あっ、島崎さんだ。
島「皆さん揃ってどうしたんですか?」
若「今日から1週間、お泊まり会をすることになったんだ。」
島「それは楽しみですね。」
すると島崎さんがアーヤに目線を向かった。
島「そちらの女の子は?」
翼「俺の妹です!」
俺はすばやく言った。
男子−翼「は〜〜〜!?!?」
そんなに驚かなくてもいいじゃん。
島「そうだったんですね。では私は夕食の準備をいたしますのでごゆっくり。」
そして島崎さんは書斎を出た。
若「おい、美門!なに言ってんだよ!」
翼「別にいいじゃん。」
若「よくない!!」
上「てか、お前と立花じゃ似ても似つかない。」
黒「まあ、見ただけで兄妹とは思えないね。」
小「そもそも兄妹じゃないからね。」
翼「それはともかくもう島崎さんに言っちゃったんだからしょうがないでしょ。それに兄妹だからってどうするってわけでもないし。」
というわけで俺はアーヤと1週間の間ニセ兄妹になったとさ。
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莉奈 - 面白いです!(短くてごめんなさい) (2022年2月22日 16時) (レス) @page29 id: c5d006ac64 (このIDを非表示/違反報告)
ラムネくん - アーヤにデレデレのみんなが可愛すぎ! (2021年6月8日 19時) (レス) id: 81b339d760 (このIDを非表示/違反報告)
凛花 - 先輩(マカロンYさん)憧れます! (2020年6月15日 0時) (レス) id: e8c0aaebea (このIDを非表示/違反報告)
凛花 - マカロンYさん私の先輩です。凄い...。(口ポカーン) (2020年6月15日 0時) (レス) id: e8c0aaebea (このIDを非表示/違反報告)
みふぅ(プロフ) - 利衣子さん» 海外って色々と大変だけどいい経験できますよね (2019年12月20日 17時) (レス) id: 8a28dc2554 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:マカロンY | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/manyamanya1/
作成日時:2018年8月9日 16時