アーン ページ21
上杉side
俺たちは全員テーブルに座った。
全「いただきまーす。」
パクッ
意外とうまい。
若「うわっ！うまっ！マジでお前らが作ったのかよ。」
信じられないというような顔をしている。
そんなに意外か？
普通誰でもできるだろ。
ちなみに立花はというと、
彩「・・・・食べれない。」
スプーンでオムライスを掬えられていない。
必死にやってるのに掬えないのはおかしいだろ。
ついに立花はギブアップ。
彩「食べれないよ。お兄ちゃん！やって！」
そして涙目でこっちを見た。
上「・・・・俺？」
彩「うん。」
なんで俺なんだ？
席が隣だからか？
若「おい、アーヤ。なんでこいつなんかを選ぶんだよ！」
こいつなんかって人のこと目下にするな。
小「アーヤの勘じゃないの？」
勘？
黒「もしかしたらアーやは上杉が人の看病に慣れてること、知ってるのかもね。」
それは勘でもなんでもないだろ。
まあ、俺が看病に慣れてるのは事実だけど。
彩「お兄ちゃん。ダメ？」
う・・・そんな顔すんなよ。
上「わかった。」
黒「上杉の負けだ。」
うるせーよ。
俺は立花のスプーンで小さく切ったオムライスを掬った。
上「ほらよ。」
スプーンを渡そうとしたとき、
彩「アーン。」
上「ん？」
何やってんだこいつ？
黒「上杉は何もわかってないね。」
翼「昼食のときに上杉がアーヤのスプーンを持ってる状況でアーヤが『アーン』って言ったらあれしかないでしょ。」
あれ？
翼「これだよ。」
すると美門は隣に座っている若武のスプーンを取り上げ、オムライスを掬った。
翼「はい、アーンｗｗｗｗ」
若「お前、俺がこの状況で食べると思うか！？食べるわけないだろ！」
これのことか！
ん？
じゃあ、俺が立花にあれをしろと。
彩「アーン。」
こ、これはやるしかないだろ。
俺はゆっくりスプーンを立花の口元に近づけた。
パクッ
彩「おいしー！」
なんだこの可愛さは。
俺はだんだんと顔が赤くなっていった。
彩「もっと！」
もっと！？
若「アーヤ！そこまでにしろ！」
黒「これ以上やると・・・・・ね？(黒笑)」
黒木、怖いぞ。
翼「どうしてもって言うなら俺がしてあげるよ？」
若「お前もダメだ！」
ま、いろいろあって昼食は終わった。
上「じゃあ、皿洗いは若武と小塚がやれ。」
若「なんでだよ！？」
翼「俺たちは作ってあげたんだよ？」
小「若武、しょうがないよ。僕たち、まだ何もしてないもん。」
若「チェ」
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莉奈 - 面白いです！（短くてごめんなさい） (2022年2月22日 16時) (
レス) @page29 id: c5d006ac64 (このIDを非表示/違反報告)
ラムネくん - アーヤにデレデレのみんなが可愛すぎ！ (2021年6月8日 19時) (レス) id: 81b339d760 (このIDを非表示/違反報告)
凛花 - 先輩(マカロンYさん)憧れます！ (2020年6月15日 0時) (レス) id: e8c0aaebea (このIDを非表示/違反報告)
凛花 - マカロンYさん私の先輩です。凄い...。(口ポカーン) (2020年6月15日 0時) (レス) id: e8c0aaebea (このIDを非表示/違反報告)
みふぅ(プロフ) - 利衣子さん» 海外って色々と大変だけどいい経験できますよね (2019年12月20日 17時) (レス) id: 8a28dc2554 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マカロンY | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/manyamanya1/
作成日時：2018年8月9日 16時
