肩車 ページ14
黒木side
俺たちは今、若武の家の近くにあるスーパーに向かっている。
美「そういえば、何作るの?」
あっ、そのこと考えてなかったな。
何にしよう?
黒「アーヤは何食べたい?」
アーヤが食べれるものじゃないとダメだよな。
彩「ん〜〜、あっ!オムライスがいい!」
オムライスか。
じゃあ、それで決まりだな。
ちなみにアーヤは今俺と手を繋いでる。
アーヤの手、ちっちゃくて可愛いんだよ。
でも、アーヤは手を繋いでるっていうか、
手を挙げてるようなもんだけどね。
彩「ねえ、貴和お兄ちゃん!」
黒「ん?」
彩「肩車して!」
黒「いいよ。」
俺はアーヤを持ち上げて頭の方に近づけた。
意外と軽いな。
丁度、上杉と美門は少し前を歩いていたから気づかれなかった。
あっ、そうだ。
あいつらこれを見たらどんな反応するかな?
黒「おい、上杉、美門。」
すると2人は振り返り俺を見た。
( ゚д゚)ポカーン
すごい顔してるなーwww
上「おい!黒木、何してんだよ!」
黒「アーヤが肩車してって言うから肩車してるだけだよ。」
美「それにしても高いなー。」
上「そりゃそーだろ。もともと黒木が高いんだから。」
美「家の中だったら頭にたんこぶできてたかもね。」
もしここに若武がいたらどうなってたんだろうね。
彩「うわーー、高い高い!」
アーヤは俺の頭上で喜んでる。
姫に喜んでもらえて光栄だ。
そして俺たちはスーパーに着いた。
中に入ろうとしたとき、ドアのところでアーヤの頭が当たりそうになった。
そのくらいアーヤは高い位置にいるってこと。
そのせいでもちろん俺たちはいつもの二倍目立ったよ。
そして俺たちはオムライスを作る材料を買って若武の家に戻った。
もちろん肩車をしたまま。
上「黒木、いつまで肩車してんだよ。」
美「ずるいぞー。」
その帰り道はブーインクを聞かされたけど。
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莉奈 - 面白いです!(短くてごめんなさい) (2022年2月22日 16時) (レス) @page29 id: c5d006ac64 (このIDを非表示/違反報告)
ラムネくん - アーヤにデレデレのみんなが可愛すぎ! (2021年6月8日 19時) (レス) id: 81b339d760 (このIDを非表示/違反報告)
凛花 - 先輩(マカロンYさん)憧れます! (2020年6月15日 0時) (レス) id: e8c0aaebea (このIDを非表示/違反報告)
凛花 - マカロンYさん私の先輩です。凄い...。(口ポカーン) (2020年6月15日 0時) (レス) id: e8c0aaebea (このIDを非表示/違反報告)
みふぅ(プロフ) - 利衣子さん» 海外って色々と大変だけどいい経験できますよね (2019年12月20日 17時) (レス) id: 8a28dc2554 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:マカロンY | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/manyamanya1/
作成日時:2018年8月9日 16時