脱蛙化現象契約【岩田剛典】

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岩田(強引すぎたか･･･？)


















俺の発言に対して

出逢って数時間目にして


もう何度見たかも分からないポカンとした表情


















岩田(かわいい)


















酒で顔は浮腫んでるし

メイクはほとんど取れかけてるし

寝起きのボサボサヘアだし




こんな姿を見て可愛いって思うとか相当やばいな



















岩田｢ねぇ聞いてる？｣


『一応。理解には追いつきませんが』


岩田｢なんで？まんまじゃん

蛙化現象を治す為に俺と恋愛しよう。って｣


『まんま、ですか･･･。

あれですね。学力の差ですかねﾊﾊｯ』


















岩ちゃんって呼ぶくらいだし


俺のことはわりと知ってるのかな







それでも、まんまなもんはまんまなんだし


これ以上の説明は厳しい気もするけど






もう少し砕いて説明してあげようと思えば

置いてあったスマホが振動した

















岩田｢やべっそろそろ出ねぇと遅刻する｣

















ディスプレイに映る«EXILE会議»の文字

当然ながら遅刻は御法度



名残惜しさはありつつも仕事は仕事だ

頭を切りかえてその辺に置いてあった荷物を掴み立ち上がる

















岩田｢取り敢えずまた来るわー｣


『え？』


岩田｢水貰っていい？｣


『あ、はい』


岩田｢お邪魔しました｣
































・



直人｢あれ、岩ちゃん風呂上がり？｣


















時間ギリギリなせいで家に帰る余裕もなく




事務所にあるシャワーを浴びて

マネージャーに用意して貰った服に袖を通し



なんとか時間には間に合ったものの


髪の毛は若干半乾きのためすぐに気づかれた


















岩田｢あー、友達ん家で朝方まで飲んでて｣


















気づかれたならもういいや

そう思いガシガシとタオルで髪を拭いていれば



隣から会話に入り込んできた若者


















佐藤｢うわっ元気っすね｣



AKIRA｢最年少が何言ってんだよ(笑)｣



白濱｢ちなみに女ですか？｣



啓司｢自分と岩ちゃんを一緒にすんなよー｣



白濱｢え！それどいう意味っすか〜〜！｣



ケンチ｢自覚なしか問題児｣

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