Do you tell me?

いいこ、いい娘 ページ4

sideA
私は何かまずいことを言ったのか？
ついさっきの会話を思い出す。
『皆さん、お仕事されてると聞きましたがゆとりさんは私と同じ歳ですね！』

「｢｢｢｢えっ？｣｣｣｣」

え？どこにまずいことが？

「｢｢ぷっ……｣｣」

アハハハハハハハハハハハハwww

え？何？なんだ？どうしたの？

先輩「やっぱりwww」

ちゃげ「聞いてた通りの娘(こ)やなーww」

私の事を見ながら大爆笑。こちらは面白い事を言ったつもりはないですよ、皆さん。いや、みんなではないか、ゆとりさんは笑っているがなんだか恥ずかしそうだ。

もる「同じ歳ですってよ。ゆとりさん？www」

ゆとり「なにさ！えーと、平野さん？みんな笑っているけどゆとりさんは21歳で間違いないからね、あんな奴らほっといてね。」

『はぁ……』
言っていることが間違いないのならどうしてみんな笑っているのだろう？

先輩「待ってwwwA、あの人はね、ラブリー21歳っていうキャラ設定なのwwwわかる？嘘ってこと！」

ゆとり「神岡ちゃん！ばらすなよ！」

キャラ設定、嘘、ばらす…………

『では、同じ歳ではないということですか？！』

もるでお「そういうことwww」

赤じゃむ「ほんとにゆとりが21歳に見えたのーwww」

3821「君みたいな若さと純粋さはもうゆとり君にはもうないよwwwほんとはね……」

ゆとり「あっ！3821!」

無音「俺と同じ昭和生まれだよっ！」

ゆとり「無音くん！！」

『そうなんですね……えーっと、なんかすみません……』
私はよく冗談が通じないと言われる。故にこういうことはよくある。だけど、こういう状況になると大変申し訳ない気持ちになる……

ゆとり「大丈夫、大丈夫だから！そんな顔しないで！」

『でも、無音さんの時も思いましたがお二人共とても30代には見えませんよ？』

無音「そう？嬉しいなぁ！」
ゆとり「まあね。でも、君はほんとにいい娘だね」




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