かわれました 3 ページ3
Aside
驚き、え...と呟きながら顔をあげると
にっこりと笑ったお兄さん...とは言えないような真っ黒な服に身を包んだ30代くらいの男性が居た。
笑っていたが眉が下がり、この子が売れなかったのかい？などと呟いていた。
ずっと、ふむ...と、ブツブツ言いながら頷いていたら男が、悪いがコイツはそんな安くねーぞ。用がないんなら帰んな。そう言うとしっしっ、と相手の男の人に言った。
すると、相手の男の人はふっ、と笑うと
「まぁ、安いわけがないよねェ...」
と言った後に、決めた。と呟き
「3000万で買うよ。それで足りないなら5000万でどうだい？」
と顔をニッコリさせ言うものだから驚きで口が閉じなかった。3000万？5000万？...そんな大金...1000万ですら物凄く高いくらいなのに...
と私はもの凄く焦っていた。男も驚きが隠せないようで目を見開き少し眉を顰めていたぐらいだ。
「あ、あぁ...5000万で売ってやる」
その後はよく覚えてない。相手の男はその大金を男に渡すと男は震えた手で受け取り、ずっと相手の男をじっ、と見ていた。私もそれは同じで相手の男は私の視線に気付くとニッコリと笑いかけ私を抱き上げた。
「今日から私が君のお父さんだよ。気軽にパパって読んでくれていいからね」
と♡が付きそうな勢いで言われ何も考えずに頷いた。
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彩乃(プロフ) - めっちゃ面白かったです！続き楽しみにしてます！！ (2021年9月18日 21時) (
レス) id: e9609c3893 (このIDを非表示/違反報告)
さくら - すごく面白いですね！楽しみにしています。 (2021年8月5日 23時) (レス) id: ca65bd19a8 (このIDを非表示/違反報告)
ロザリー - 面白くて一気読みしちゃいました！続き待ってます！ (2021年7月30日 16時) (レス) id: c0377d5875 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：（Magao） | 作成日時：2021年6月11日 3時
