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彩「ちょっと聞いてみるね。」
麗香の文字をタップしかける
「何?何かあった?下の奴等バイクで飛ばそうか?」
溜まり場にいるのか男っぽい口調だ。
彩「私の前でくらいその口調崩してよ。」
「無理だな。で?」
彩「あぁ・・・うん。今からちょっと来てくれない?」
「分かった。一人で?」
彩「お願いね。」

「待たせた?」
彩「ううん。」
カフェテリアにやって来た麗香。黒く綺麗な長い髪。目には灰色のカラコンを入れてる。これだったら後に会うことになってもわからないよね。
彩「自己紹介してくれる?族の名前は伏せてね」
「・・・」
明らかに眉をひそめてめんどくさそうな顔をした麗香。
「松宮麗香。中2。」
若「中2!?見えねー」
上「お前がチビだからじゃね?」
若「んだと!?」
麗「うるせーな。」
一気に空気が凍る。
彩「麗香。やめてよ。怖がらせないで。麗香は総長をしてるの。」
麗「で?」
彩「柘榴のこと」
麗「・・・私の言ったこと聞いてくれたんだ。」
彩「当たり前でしょ?前の柘榴を傷つける訳にはいけない。」
麗「さすがだね。あんた達の自己紹介は結構。彩が頼むってことはいいやつらなんだよな?よろしく」
小「よろしくね。」
美「話し方崩さなくていいの?」
麗「癖っつーのかな。でもいいや。できるだけ崩す。」
七「それで・・・どうするの?」
麗「柘榴は情報を掴ませてくれない。一言で言えば闇だな。神出鬼没でだから少しでも情報を掴みたい。だから近くの県とかからも情報を集めてほしい。」
黒「分かった。2〜3日もらえる?」
麗「嘘でしょ?」
元々大きい目を開く麗香。
黒「何が?」
麗「3日って・・・どんなに急いでも1週間かかるでしょ・・・」
黒「大丈夫。3日くらいで見つかるよ」
麗「彩。」
彩「なぁに?」
麗「こいつすごいな。」
黒「ありがとう。」
麗「いや。人との関係がすごいんだろうなって。うちの族にも欲しいくらいよ人材だね。」
彩「フフ。無理ね。私達のチームの大切なメンバーなんだもの」
麗「だね。」
ニッコリととても綺麗な顔で笑う麗香。

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MST - 文さん» ありがとうございます! (2018年2月11日 20時) (レス) id: 8639f0c2cc (このIDを非表示/違反報告)
- 更新、楽しみにしてます! (2018年2月11日 11時) (レス) id: d0aa8fdb46 (このIDを非表示/違反報告)
- 楽しく読ませてもらってます! (2018年2月11日 11時) (レス) id: d0aa8fdb46 (このIDを非表示/違反報告)
- あはは そんな事ないですよ〜 (2018年2月11日 11時) (レス) id: d0aa8fdb46 (このIDを非表示/違反報告)
MST - みきさん» ありがとうございます! (2018年2月5日 20時) (レス) id: 8639f0c2cc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:愛菜(MST) | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2018年1月13日 20時

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