隠した秘密と不良美少女 (ページ23)

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梓「終わったよ」
半袖で出てくる
彩「・・・。朔。パーカー。寒い」
朔「ほい」
環「あのね。彩ちゃん。人の彼氏から物借りるのやめようね。あと無防備にもほどがあると思うよ」
・・・・うん？
彩「・・・。ちょっとだけ借りさせてね。うん。恵里菜たちは帰っていい。好きな時に来な。」
恵「分かった」

梓「で？また新しい子拾ってきたと。」
彩「人聞きの悪いこと言わないでくれない」
梓「昔から拾ってくんのあんたしかいないからね」
彩「沙耶を見てるような気持ちになるから」
成長できない私が心のどこかにいる
梓「総長の気持ちにもなんなよ」
彩「・・・分かんないね」
梓「あんたねぇ・・・。ちょっと表出なさい」
彩「うん」

若「あれ・・・。いいのか・・・？」
麗「勝手にやっとけ。」
環「あの二人いつもけんかするんだよねぇ」
朔「ちゃっかりおれのパーカー着てんの」
環「着ちゃダメなの？」
麗「イチャつくんなら家でやれ。」
環「ヤダね。ていうかね。麗香はね。年下のくせに生意気すぎるの」
麗「あ？」
環「あ？」じゃないよ。よし。表出て」
麗「いいよ」

小「いいの・・・？」
朔「いつもんこと」
黒「麗香と環奈の言い合いはおかしかったけどね」
朔「慣れれば平気。多分３０ぷんくらい帰んない」
上「お前らが慣れてることに驚きだよ・・・」
朔「毎日だからね」
「毎日・・・」
七「普通に疲れるな」
朔「仲いいってことでしょ。梓姉は酒飲むぞ。ここで。」
美「わー・・・。」
朔「ウイスキーとか飲みまくってる。彼氏にフラれたとかで」
「お前はよけなこと言うんじゃねぇ・・・」
めちゃくちゃ低い声。
朔「うげ・・」
「梓。」
梓「余計なことばかり言ってっどしめんぞ」
梓の後ろには苦笑い気味で立つ彼女の姿。
梓「あのな。あたしは別に好きだったわけでもねーよ。ただ告白されたからだかんな」
朔「おう・・・。」