ごめん。 ページ20
彩「守れなかった人・・・。」
「え・・・？」
彩「ごめんなさい。私はあなたを助けることが出来なかった。」
「・・・」
彩「だから正義を恨んだんでしょう？自分を助けてくれなかったから。」
傷付けられる前に助けられなかった
彩「けれど。私達のせいであなたは間違った道にいっている」
「は・・・？」
彩「男に指示を出して女を傷付けてるってことはわかってる？」
目を見開いて固まった。
彩「あなたを今なら助けられるから。」
「何いってんのよ・・・」
彩「紅蘭に入らない？」
彼女の仲間も固まる。
彩「紅蘭ならあなたと同じ経験をしている人を助けられるから。同じ経験をしたものどうしが分かることってあると思うんだ。紅蘭の総長がいいのなら。」
麗「私はいいよ。薬と女をやめるんなら」
「・・・あたしは・・・。」
彩「逆に入ってほしい。今なら変われる。咲き誇れる。蕾は暖かい花を咲かせられる。ケンカで自分を捨てないで。本当に守りたいと思うものを全力で守って。守り続けて。一度開花を諦めた蕾だってまた咲けるんだよ？」
私の言葉に息を呑んだ彼女。
彩「あなたも。仲間も。咲けるの。あなたは諦めちゃダメなんだよ」
「あたし・・・。」
頬に手を当てると流れてくる涙。
彩「変わろうよ。正義に。」
「・・・わかった・・・」
朔「・・・姉貴。こいつら倉庫に連れてくか？」
彩「連れてきて。」
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MST - 文さん» ありがとうございます！ (2018年2月11日 20時) (
レス) id: 8639f0c2cc (このIDを非表示/違反報告)
文 - 更新、楽しみにしてます！ (2018年2月11日 11時) (レス) id: d0aa8fdb46 (このIDを非表示/違反報告)
文 - 楽しく読ませてもらってます！ (2018年2月11日 11時) (レス) id: d0aa8fdb46 (このIDを非表示/違反報告)
文 - あはは そんな事ないですよ〜 (2018年2月11日 11時) (レス) id: d0aa8fdb46 (このIDを非表示/違反報告)
MST - みきさん» ありがとうございます！ (2018年2月5日 20時) (レス) id: 8639f0c2cc (このIDを非表示/違反報告)
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