罪 ページ17
環「ごめんね!遅れて!」
彩「いきなり呼んだのはこっちだから。」
朔「姉貴。」
彩「・・・私は伝えなきゃなんだって。」
黒「アーヤ。いい?」
彩「うん。まず。私が中3の時に浜田にいなかったのはね。成城学園にいたから。」
若「は・・・?」
彩「紅蘭にいないといけないからかな。私の・・・。私の前の人から紅蘭を引き継いだから。」
上「いなかったんじゃねーのか?」
麗「それは違うんだよ。彩の前のこの族の名前は氷蘭だったんだよ。」
若「氷蘭って・・・。全国1の・・・?」
彩「うん。私は紅蘭の前総長と知り合いだったんだ。孤独を埋めてくれた人。でもね。私に引き継いだとたんに悪となったんだ。正義を捨てて・・・悪となった・・・。何故か。何故か紅蘭を潰そうとしてきてね。環奈や朔。麗香。全員の過去を全て話していった。その上どんどんメンバーをやっていった。私・・・は。仲間をむやみやたらに傷付ける奴を嫌った。だから。私は。環奈がボロボロになった姿。朔が傷付けられた姿。更には麗香を傷付けたその姿に耐えられなかった・・・。」
環「ウチらが・・・とめても彩ちゃんは振り払ってやり続けた。」
朔「族の全員が始めてみる姉貴の姿にビビってさ。何もできなかったんだよ」
彩「気付いたときには。彼は病院に運ばれてて。今はどういう常態化なんてわからない。」
美「成城学園にいったのは?」
麗「私が呼んだんだよ。とりあえず成城の奴ら鍛え直してやれ。ってさ。」
彩「大変だったけれど。何かね。懐かしさを感じた。」
麗「さっきいった引き金だけど。あれを引いたのは私だから。」
環「え・・・。」
麗「もう。耐えられなくなった彩に私は「狂ってる!やめろ!狂ってんだよ!」って叫んじゃったんだ。その瞬間に彩はもう力尽きてた藤堂になぐ「やめろ!もう言うんじゃねーよ!」
環「彩ちゃん・・・?」
彩「麗香にはわかんないんだよ!藤堂が力尽きてたわけないだろ!ふざけんな!」
環「彩ちゃん!やめて!」
環奈が必死に止める。麗香に殴りにかかるのを。
彩「離せ。」
聞いたこともないくらい低い声を響かせながら。
環「もう・・・もうやめよう!彩ちゃん!」
彩「離せっていってんだよ。」
環「やめよ「ガッシャーン」
麗「環奈!彩!やめろ!わかったからやめろ!」
環奈を彩が蹴り飛ばした。
朔「環奈!」
環「大丈夫だから・・・っ。彩ちゃんを止めてよ・・・っ」
彩「・・・。ごめん。私・・・」
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MST - 文さん» ありがとうございます! (2018年2月11日 20時) (レス) id: 8639f0c2cc (このIDを非表示/違反報告)
文 - 更新、楽しみにしてます! (2018年2月11日 11時) (レス) id: d0aa8fdb46 (このIDを非表示/違反報告)
文 - 楽しく読ませてもらってます! (2018年2月11日 11時) (レス) id: d0aa8fdb46 (このIDを非表示/違反報告)
文 - あはは そんな事ないですよ〜 (2018年2月11日 11時) (レス) id: d0aa8fdb46 (このIDを非表示/違反報告)
MST - みきさん» ありがとうございます! (2018年2月5日 20時) (レス) id: 8639f0c2cc (このIDを非表示/違反報告)
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