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泣いた ページ13

彩「あれ?」
しばらくして戻ってきたら環奈と朔がいない。
黒「色々あって環奈ちゃんを家に送ってるよ」
彩「泣いたね。環奈が自分のバイクで帰らないときは泣いたときだけ。」
麗「あぁ。そう。」
彩「なにがあったの?」
上「ケンカ?」
彩「何の?」
麗「どうでもいいじゃん。今の紅蘭の問題だよ」
彩「そう。私には関係ないって?」
麗「んなこといってない。」
彩「そう言ってるようなもんでしょ?それで?何があったって聞いてんだよ」
声がだんだん低くなる。
彩「私は仮にも紅蘭総長だった人間だよ?」
麗「だね。で?」
彩「はぁ?ふざけてんのか?」
麗「ふざけてるわけねーだろ」
彩「じゃあ。言え。」
麗「いわねーっつてんだろ!」
彩「そんなのあんたの勝手でしょ!」
麗「はぁ!?あんたねぇ!」
彩「私にケンカ勝てないでしょ?」
麗「私が弱いとでも!?ふざけんな!私が弱いわけないだろ!」
彩「それが弱いんだよ。知ってる?自信満々な奴ほど弱い。強がってるだけ。弱いんじゃなくて自分は多少のケンカには負けないって思っとくのがちょうどいい。女と薬やってるところは手加減して潰していけ。」
麗「言われなくてもしてんだよ。」
小「ねぇ。これ環奈ちゃんのだよね?」
彩「え・・・?」
大人っぽい感じの白いリュック。
麗「そうだな。」
彩「スマホと財布忘れてるよ・・・。私持っていっていい?」
麗「バイクできんの?」
彩「私なめてるよね?服貸してよ。うーん。紅蘭にいたときに着てたような感じのね。」
麗「こまけーな!おら!」
彩「わっ!」

黒いレザージャケットにスキニーパンツ。
彩「んー。久しぶりすぎて・・・」
麗「中々じゃん。バイクどれがいい?」
一際大きいバイク。これ。
彩「麗香の?」
麗「そうだけど。使う?」
彩「うん!」
久しぶりにバイクに座りエンジンをかける。
kzが唖然として私をみる。
彩「ちょっと。あんた達までそんな顔しないでよ。」
「さ、さーせん!」
もう。私がバイク出来ないと思って!

環奈の家。→←・・・。



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MST - 文さん» ありがとうございます! (2018年2月11日 20時) (レス) id: 8639f0c2cc (このIDを非表示/違反報告)
- 更新、楽しみにしてます! (2018年2月11日 11時) (レス) id: d0aa8fdb46 (このIDを非表示/違反報告)
- 楽しく読ませてもらってます! (2018年2月11日 11時) (レス) id: d0aa8fdb46 (このIDを非表示/違反報告)
- あはは そんな事ないですよ〜 (2018年2月11日 11時) (レス) id: d0aa8fdb46 (このIDを非表示/違反報告)
MST - みきさん» ありがとうございます! (2018年2月5日 20時) (レス) id: 8639f0c2cc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:愛菜(MST) | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2018年1月13日 20時

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