海の少女と仲間達【オレカ】 (ページ4)

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第3話ページ4

パンドラ?とファイヤ君は何やらごちゃごちゃと会話を繰り広げていた

そしてファイヤ君は突然胸のカードケースからオレカを取り出すと、そのオレカの名前を叫んだ。

「俺のモンスター召喚!!火炎の騎士バーン!!」

すると、パンドラがゾーン!!と叫びながら口から光だした。

(置いてかれる…!!)

無意識にそう思った私は、気づかれないようにその光に飛び込んだ。

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ﾄﾞｻｯ

「あいてて…ってここどこ⁉」

光が消えると、そこには先ほどとは全く違う景色が広がっていた。

少しだけ呆気に取られていたが、すぐに気を取り直して近くの岩場に隠れた。

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本当に今日は驚いてばかりだ。

新しく出来た友達にまさかこんな秘密があったなんて。

あれから、パンドラがカニクラブという巨大なモンスターを呼び出したり、ファイヤ君のモンスターが本当に出てきて戦っていた。

途中でファイヤ君の仲間が一人倒されたり、プチクラブというモンスターに妨害され、大ピンチかと思いきや、どこからともなく表れた赤い剣士…デー太君はダンテと呼んでいたモンスターに助けられ、なんとか倒したようだ。

(す、凄い…!本物のモンスターだ…)

どうやらダンテはファイヤ君達の知り合いらしく、何か話していた。

何かと思って聞き耳を立てていたときだった。

「…所で、あの女はお前らの知り合いか?」

そういうとダンテは私がいる方向…というか私を指差した。
　

ヤバイ!!と思ったときにはもう遅く、

「え?ってA⁉」

「ええっ⁉Aちゃん⁉」

ダンテの一言で、皆の注目は一気に私に集まったのだった。

というかバレていたのか…