#第六章…戻れたら#5 ページ36
***
「ねぇねぇ花畑ちゃん!
ミサキって言うんだよね?
ミーはモモ・フランダって言うから、
モモって呼んで!」
『……よろしくお願いします。
モモ。』
「タメで良いよっ!
それで、こっちが
「よろしくね、
ミサキさん。」
『…此方こそよろしくね、
蓮華。』
モモと蓮華は、Aが以前「美岬A」として在籍していた時の友人である。モモは父親がロシアの外交官である事から、外国についてよく知っていた。
蓮華は綾瀬財閥の令嬢で、Aに似た大人びた容姿、性格だった。
「ミサキさん、
今日私の友人に貴方を紹介したいのだけれど来てもらえるかしら。」
『ごめんなさいソフィアさん。
病院から通ってるから、今日はもう行かなければいけなくて…。
また今度お誘いしてくれるかしら?』
「分かったわ。
無理を言って悪かったわね。」
『いいえ…』
もしこのまま、ソフィアに着いて行けば必ずタスクらと会う事になる。ソフィアに妊娠の事を伝えた方が良いのか、沢山悩んだAだったが情報が漏れる可能性を避ける為に伝えなかった。
だが勘の鋭いソフィアが、「花畑ミサキ」に謎の違和感を覚えているのは事実だった。
*
「じゃあねー、ミサキ!」
「また明日…、ミサキ。」
『えぇ。』
_カシャッ
その時ソフィアが写真を撮っていた事には、気付かなかった。
***
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ハルカ - 杏ちゃん、タスクと主人公たちが、幸せに暮らすお話になるように、頑張ってね(*^^*)応援してるよ(*^^*) (2015年5月5日 12時) (レス) id: e020a9b5b3 (このIDを非表示/違反報告)
杏樹(プロフ) - セブンさん» ありがとーっっ!!!頑張るよ! (2015年5月4日 22時) (レス) id: b9184114f0 (このIDを非表示/違反報告)
セブン - おおぅ怖ぇ…。空音怖ぇ…(・д・||)なんちゅー女だ……。おぉ怖い怖い。話ズレたけど、杏ちゃんガンバ!!!!!!応援しまくるにゃ!!ファイトーッ!!!!! (2015年5月4日 22時) (レス) id: 2b8c9a42df (このIDを非表示/違反報告)
杏樹(プロフ) - おんぷ♪さん» ありがとうございますっっ!!そう言われると嬉しいですっ!!! (2015年5月4日 21時) (レス) id: b9184114f0 (このIDを非表示/違反報告)
おんぷ♪(プロフ) - とても面白いです!続きが楽しみです! (2015年5月4日 21時) (レス) id: 53b2ef5718 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:天羽杏樹 | 作者ホームページ:http://uranai.
作成日時:2015年4月26日 10時