128話 ページ27
主人公サイド
次の日、私は朝早くに体育館に来てマネージャーの仕事をしていた。
相田「…で、なんでアンタと一緒なのよ…」
貴方『相田さーん酷くないですかぁー?』
流石私。煽りに磨きがかかってるわー!悪女やめて煽りに行こうかなー?…って自分で言っちゃってどうすんのさ。
相田「…それよりアンタ。赤司君奪われて嫌じゃないの?仲間なんでしょ?」
うーん…嫌?っていうかさーそういう感情じゃなくてもっと…あー分かんないかも。
貴方『…嫌とかそんなんじゃないです。…元々信用していませんから。』
そう言ってニコッと笑う。…流石に怖いか。あの相田さんもビビっている。
貴方『あれ、嘘ですよ?将来騙されないように気をつけて下さいね?結構私、心配してるんですから。』
これも嘘だけれども。…まぁ挑発っぽい嘘かな。
相田「…分かってるわよ…騙されやすいくらい。」
いつもの相田さんとは思えないぐらいの悲しさがこもった声で相田さんは言った。…面白くないなぁ…
貴方『何かありました?話聞きますよ?』
こんな上部だけの言葉、かけるつもりはなかった。だって今の私の演技は下手くそで、それも唐突に出てきた言葉だったからだ。
相田「…下手な演技ね。でも騙されてあげるわ。」
…なんか苛つく。だが、知ってて騙される相田さんはやはり甘い。
…この人はどうして悪女なんかになったんだ…?
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*マカロン*(プロフ) - 煉華さん» コメントありがとうございます…!楽しんでもらえるよう頑張りますね…!!! (2018年1月18日 17時) (レス) id: e4e9fa8184 (このIDを非表示/違反報告)
煉華(プロフ) - !!ぞ、続編…!!ありがとうございます!これからも、頑張ってください!楽しみに更新待ってます!! (2018年1月17日 20時) (レス) id: fadb1d2ddc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:*マカロン* | 作者ホームページ:http://makaronmohumohu
作成日時:2018年1月16日 16時