【黒バス】バカだよね5【悪女主】

117話 ページ16

主人公サイド



私は屋上に行った。



仲間になっておきたい人がいるんだ。



貴方『…その本、面白いですよね。』



ニコッと微笑んで話しかける。



？「…誰だ。」



随分と無愛想な声。



貴方『…ごめんなさい。急に話しかけてしまって…この本が好きな人をみるとつい…』



ラノベはあまり読まないし、内容も知らないけれど大体予想はつく。



まこちゃんから聞いた話だがこの男は黒子と似ていて人を見る目があるらしい。



貴方『あ、私の名前は白澤 (人1)です。バスケ部のマネージャーになりました。』



？「…俺は黛 千尋」



そう言うとまた本を見ていた。



貴方『…私も此処に居て良いですか？』



黛「…好きにしろ。」



…まぁ良いってことかな？



貴方『ありがとうございます！…黛さん？』



黛「…お前、なんで屋上に来たんだ？」



…早速疑われてるし…



貴方『たまたまですよ？』



黛「…そうか。」



黛さんはそれしか言わなかった。



あーもう！もっと疑われたじゃん！



貴方『嘘嘘っ！…会いに来たんですよ！黛さんに！』



黛「…！！！」



黛さんの表情が少し変わった。



…もしかして照れてる？



でも黛さんに会いに来たのは嘘じゃない。



貴方『…先生に呼ばれてるんだった…また部活で会いましょう黛さん。』



そう言って屋上から出て行った。



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