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勇斗「神…」
勇斗はそうつぶやくと、倒れこんでいる仁人に歩み寄った。
勇斗「仁人…」
そして、仁人の方へゆっくりと手を差し出した。
仁人「…」
仁人はその手をつかむと、勇斗もその手を握り返し、力強く仁人の体を引き起こした。
仁人「すまない…、私は…」
勇斗「いいよ。俺も、殴って悪かったな…」
仁人「いや、ありがとう…。おかげで目が覚めたしな…」
仁人と勇斗はお互い少しばつが悪そうな顔をした。
舜太「仁人君、勇斗君…」
琉弥「神様の言ってたこと…」
仁人「あぁ…。神に感謝しなくては…」
舜太「黄泉の霊峰にある、命のマリーゴールド…」
琉弥「それがあれば瑞生君…生き返るんだね…」
仁人「行こう…。黄泉の霊峰…、命のマリーゴールドを探しに…!」
仁人は、瑞生の水晶玉を大事そうに持ちあげた。
待っててくれ瑞生…。必ず君を救い出して見せるから―
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作者名:milkssss | 作成日時:2019年8月5日 16時