天才美少女の選手が青道に！？

バッテリー ページ19

監督の後ろには２、３年の先輩たちがずらりと並んでいる。


あたし達１年生は二列で並んでいる


が、ただ並んでいるわけでわない


一つのズレもないくらいピシッとした姿勢で並ぶのだ



まぁ、そこはおいといて←


次々と自己紹介をしていく中、1人だけ遅刻者が…いたみたい



片岡「今日はずっとグラウンドの外をはしってろ！」



？「はい！！」



このイケメンは…


頭の中のノートでイケメンと検索したらペラペラとページがめくれた←


御幸一也。


ほぅほぅ。初日から遅刻ってダメだな笑笑



この先どうなるんだろ、あいつ。


そんなことを考えていると、自分の番がきた



てか、中学の出身地って何をいえばいいのだ！？


ま、いっか←←



『一ノ瀬Aです！ポジションはどこでもいけます！』




『よろしくお願いします！』と言った後、「女だぜ？」「しかも小柄？ありえねぇ」とかなんとか


まる聞こえですよ←



だいたい、こんな事言われるのは慣れっこなのでほっとくことにする



でも、監督がそれを無視出来なかったらしく



片岡「あいつのすごさを知らないやつが偉そうな口きくな」


と言う。



その瞬間、監督があたしを見て「少しやって見せろ」と言われた



前回はこんなこと言わなかったくせに…←



『うーん…いいですけど、あたしの球は誰が？』



片岡「そうだな。では…クリス。お前で頼む」


クリス「はい」



まさかのさっき約束したことが今からできるとは…



でも、これは現実だ。ウソじゃない!!



片岡「では、Aとクリスは準備を頼む。それと、Aは弱気で」


クリス「『はい！！』」



やっっったぁぁぁぁあ！！！



クリス先輩とバッテリーを組める！！



小さい頃も何回か受けてもらってたけど、中学から受けてもらってない



ってことでさっき約束したことが今からするんだよ!!


あたしの成長ぶりを思いっきり見せつけてやる！


あ、でも弱気でって監督に言われたんだった…泣



ちくしょぉぉぉお！！泣

最強のライバル→←クリス先輩

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す