２１７* ページ17
.
Meguro side
時計を見ると12時ぴったしで
彼女からのプレゼントを受け取った
中身はブランド物のバック
俺好みのものを分かっているから、きっとこのバックはお気に入りになるんだろうな
目黒｢急に目の前に来たからチューしてくれるのかと思っちゃった｣
『もう、何言ってるの』
目黒｢ふはっ
でもさ、俺誕生日だよ？
おめでとうのチューAから欲しいな｣
『えっ』
再びキッチンの方に戻ろうとしているAを引き止めて、言ってみる
プルルルッ
『で、電話鳴ってるよ？』
目黒｢いいよ、どうせ原とか康二とかだし｣
『シュ、シュリ見てる…』
目黒｢パパとママが仲良くしてるの見れて嬉しいって
ね、お願い｣
『も、もう……』
止まらない着信音も通知音もオフにしてしまえば邪魔にもならないんだよ
お願い、と言ってみれば
Aは顔を真っ赤にしながら優しく唇を重ねてきて
『…んッ、』
思わず抱き寄せた
あ、やばい止まらなくなるかも
そんなことが脳裏に浮かんだけど、もう止まれない
.
Your side
『んんッ…ん』
目黒｢ごめ、止まらないかもッ｣
『ぇ…あ、ちょ…ッ』
一瞬合った彼の瞳は完全に男の人の目だった
目黒｢ねぇ、いい？｣
少し潤んだ瞳に懐かしさを覚える
良いのか分からない
返答に困っていると、彼は立ち上がり、シュリをケージの中に優しく入れた
目黒｢ダメ？｣
『そんな目、ズルいよ…』
ダメ？と聞く彼の手も視線も私を捉えていた
目黒｢ベッド行こ｣
軽々と私の身体を持ち上げ、気付けばもうベッドの上で
静かな部屋の中に響くリップ音
優しく触れる大きな手と身体
全てが雰囲気を高めていって
あ、止まらないと本能的に感じた
『あのね、久々だから…』
目黒｢ん、分かってる｣
もう、止まらない
いや、止まれないよ
だってこんなにも、求めてるから
愛を感じられる
お互いがお互いの愛を求めてるの
久しぶりなのに、こんなにも安心感があるのはきっと
彼が愛情を伝えてくれたから
今まで聞けなかった言葉をたくさんもらったから
それが本当に幸せで
すごくすごく満たされていって
月明かりに照らされた彼を見ると
どうしようもなく涙が溢れた
あぁ、愛おしいなって
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 4001人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あい(プロフ) - 関ジュの新曲、空言オーケストラですよ！ (2020年3月15日 19時) (
レス) id: 1fa949d5e7 (このIDを非表示/違反報告)
ribon(プロフ) - 最高。素敵過ぎる。めめともっとイチャイチャして欲しいです☆ (2020年3月15日 9時) (レス) id: 8020deadbd (このIDを非表示/違反報告)
ぴ(プロフ) - こんばんわ！きゅんきゅんします！！いろいろな場面でほんとにメンバーが言ったそうなことで普通に笑いました笑笑しょーたくん面白すぎるしめめかっこよすぎます。 (2020年3月5日 23時) (レス) id: f2a0ee3fb7 (このIDを非表示/違反報告)
愛衣(プロフ) - 突然すみません。めめと主人公って付き合ってるんでしたっけ？両片思いって感じですかね？ (2020年3月3日 0時) (レス) id: 9e3dbbc8dc (このIDを非表示/違反報告)
みこ - 岩本くん落ち読みたいです。 (2020年2月16日 21時) (レス) id: 572a5a93b6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
