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いつだったかなぁ…

仕事が終わってみんな帰った後、楽屋にみっちゃんと二人っきりになってさ





「帰らないの?」





って声かけたら、 俯いて消えそうな声でさ





「この後、横尾さん…時間ある?」





って…

なんか様子がおかしかったから





「大丈夫だよ。」





って答えたら、





「ご飯…付き合って貰っても良い…?」





って聞くんだ

ご飯に誘われる事は珍しい事じゃないけど、みっちゃんの表情とその言葉にさ…

いつもと違う何かを感じて…





「良いよ。みっちゃんの大好きな肉食いに行こうか。最近美味しい焼肉屋さん、見付けたんだ。」





そう言って焼肉誘ったんだ

そしたらみっちゃん、安心したみたいに笑って…





でも、店に向かってる間もほとんど喋らないし、大好きな肉を目の前にしてもほとんど食わない

さすがにおかしいと思って、聞いたんだ





「みっちゃん、何かあった?」





そしたら、ポロポロ涙流して嗚咽して…

びっくりした

あんな風に泣きじゃくるみっちゃん、初めて見たから…





抱き締めて肩擦りながら、何とか落ち着かせて話を聞いたらさ、ポツリポツリ話してくれた





みっちゃん…ずっと付き合ってる人がいたらしい

みっちゃんより年上の一般の女性で

遊び仲間の一人だったらしいんだけど、彼女から告白されて付き合うようになったんだって

けどね…

その人には夫がいた

何も知らずにみっちゃん、2年も付き合ってたって

もう…後戻り出来ないくらい…自分も愛してたって

でも、自分がやってる事はいけない事だし、

ずっとウソつかれてた事が辛くて、許せなくて…

みっちゃん、彼女に別れようって言ったらしい

でも彼女はどうしても別れないって、何度もみっちゃんに会いに来て…

みっちゃんも惚れた弱みだよね

冷たくあしらう事も出来なくて…その度に彼女の話を聞いて説得してたみたい

でもね、それが…





彼女の旦那にバレてしまったんだ





.

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作者名:MISA | 作成日時:2017年12月7日 13時

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