弱いのよ。{緑}

深夜、君とコンビニ。 ページ7

《あったまるねぇ‥》





『シンクロしたっ！a○だ！』


と「ちょっと古いし笑俺らおでん食ってるけどいま夏な？」


『季節感な』


と「ふはっ」





俺、としみつは


深夜にこの可愛すぎる彼女とコンビニに来ている。



1人でこっそり家を出ようとしていた



この生き物を引き止めて、今に至る。



夜中の1時に彼女を1人でコンビニ行かせる彼氏がおるか、馬鹿。



まぁ、あくびをして少し涙目になってるとこも可愛いなぁとか思う俺も馬鹿なんだけど。



.
.
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..
,
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『ねぇ聞いとる？』



と「あ、ごめん、なんが？」



『だから、さっきのインスタライブ。あんな早く終わってよかったん？みんなとしみつ見に来とるんよ？』


と「あんなん俺の気分やし、いいだら。」


『そか。』





どっかの誰かさんが家を出ようとするからなんやけどな。。。




と「なあ、危機感って言葉知っとる？」


ふと聞いてみた。多分彼女のことだから


『は？うん、命が危ないってことだら？』


そう言うと思ってたよ。見事に少しだけ違う。



と「虫眼鏡に聞いてみて」


『いや、あっとるだら！？』


と「帰るかーーー！」





聞いたはいいものの、

俺の説明では伝わらないだろうと思い

虫眼鏡に後は任せることにした。


.
.
.
任せたぞ、虫眼鏡。






程よい月明かりの下で

ゆらゆら揺れる君の髪も、影も

なんか夢のようだなぁなんて臭いことを考えてしまうのは

この気持ちのせいか気温のせいか。







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虫「ヘッッッックション！！！！‥..風邪か？夏風邪は馬鹿がひくんやけどなぁ‥あ、てつや夏風邪引いとらんかや」

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