恥ずかしがり屋な彼女と奥手な彼氏【轟焦凍】 (ページ9)

今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:39,785 hit

7話ページ9

緑｢え？轟くん！？｣

爆｢出たな、半分野郎！てめぇから最初にぶっ飛ばしてやる！｣

緑｢ちょ、かっちゃん！｣

轟｢お前らこそちゃんと協調性持ったらどうだ？｣

爆｢んだと！？てめぇほんと殺す！｣

緑｢まぁ、それは一理あるんだけど。｣

爆｢納得すんなくそデク！｣

轟｢言い合いはすんだか？｣

轟くんが戦闘態勢に入る。ていうか、私見てるだけじゃダメだよね。

爆｢おい、半分野郎がここにいるってことはあの、風女もいんだろ、出てこいや。相手してやんよ。｣

轟｢爆豪、お前の相手は俺だ。｣

爆｢あァ？てめぇより風女だ。風女さっさと出てこいや！てめぇのその内気な性格叩き直してやるよ。｣

ちょ、怖い。怖すぎる。

緑｢かっちゃん女の子に言うセリフじゃないよ！｣

爆｢なに、なまぬるいこと言ってんだ、てめぇはよ。雄英に来たんなら男だろうと女だろうとヒーローの卵。性別なんて関係ねぇ。ここで逃げ出すんならヒーローなんか向いてねぇって諦めるんだな。｣

轟｢おい、爆豪やめろ！言い方が悪ぃぞ。うちのクラス全員が上昇志向に溢れてるわけじゃねぇ。お前の価値観を押し付けるな。Aだって徐々に内気な性格変えようって頑張ってんだろうが。決めつけんなよ。｣

緑｢ちょ、2人ともやめよう？｣

ここで出なかったら一生後悔すると思う。

私は爆豪くんの前に飛び出した。