【懐玉・玉折】断章/XX ページ3
ーAsideー
アインシュタインの相対性理論のように、時に時間と空間は同じものと考えられる
絶対時間がなければ絶対空間もない
時間と空間が同じなら、私は時間だけでなく空間も操れるはず
正しい物理的理論なんて今は最早どうでもいい
そうであると解釈しろ
特級呪霊の攻撃をかわしながら考える
私の時間操術の極致は”時空間を支配し操る”
そう解釈し、そう信じ込む
戦闘中、一瞬にして目の前の光景がクリアになり、私の呪力が黒く光った
極限状態に追い込まれ、さらに術式の解釈を広げるため集中力が極限に達したためだろうか
『あ、これが黒閃・・・』
呪力がいつも以上に漲ってくる。
凄い、私絶好調
次の瞬間、私の視界が呪霊の時空間を捉える
あ、できそう・・・
捉えた時空間、そして特級呪霊に触れる私の手
次の瞬間、特級呪霊の体の大半が渦のようなものに吸い込まれて行き、最終的にちぎれた
まるで体の一部がどこか違う時空間に飛ばされたように
残った体は塵となり、祓われたことが分かる
これが私の術式の極致”時空間”の支配及び操作
呪霊が祓われたことによって帳が上がる
よかった・・・勝てて
戦闘で破壊してしまった境内の建物を術式で時間を戻し、元通りにする
最後に神宮に手を合わせ、補助監督と合流するため境内を出た
手に入った巻物は五条先輩に手伝ってもらいながら読もう
草書体の読み方なんて分かんないし
なんて呑気に考えながら補助監督さんところに着くと補助監督さんが青ざめながら私のところに駆け寄ってきて発した言葉は信じられない・・・信じたくないものだった
補助監督「大変です!灰原君が・・・灰原君が呪霊との戦闘で命を落としてしまいました!!!」
『え・・・』
灰原が・・・?死んだ?
『嘘・・・七海は?七海は無事っ!?』
任務は2級案件じゃなかったの??どうしてっ!
補助監督「七海君は生きてます!急いで高専に戻りましょう!!」
『はい!!』
と車に乗り込み、急いで高専に戻るのであった。
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あーすー(プロフ) - ぽちゃまるさん» コメントありがとうございます!!本当にうれしいです!!頑張ります!! (9月26日 18時) (レス) id: abc104f6c6 (このIDを非表示/違反報告)
ぽちゃまる(プロフ) - 初コメント失礼します。控えめに言って最高すぎますうわぁぁん😭😭 私の大好きなブルーロックと呪術廻戦の合併作なんて…思いつかなかった!!これからも、見続けます!頑張ってください!!応援してます! (9月25日 18時) (レス) @page6 id: 196c2a275c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あーすー | 作成日時:2023年9月25日 11時