さぁ、さぁ、貴方の反応は？(まふまふ)

暖めて ページ16

こちらリクエストになっております。


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｢あー……寒い｣


おいおい、朝起きて一言目がそれでいいのか僕。

にしてもなんだこの寒さ…
昨日はぽかぽかの散歩日和だったじゃん…

この寒さ、気温も関係あるかもだけど何よりいつもは僕を抱き枕にして寝るAが居ない。

まさか、布団の下に潜り込んでる？と思ったけどやっぱりいなくて。

多分リビングに居るんだけどそこまで寒くて行けない…

しばらくどうしようか悩んでいるとテレビの音が聞こえてきた。


｢まぁ、ずっとこのままはね…｣


･


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･



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｢ん〜…｣


いつもはもっと遅くに目が覚めるのに、今日は寒くて早く目が覚めた。

布団の中の方が暖かいし、まふ君にくっつけば更に暖かい。でも、体の中に温かい飲み物をいれたくて。

しょうがない、起きますか。

ベッドから出てまふ君の大きめの上着を着てリビングへと足を運ぶ。

すばやくコーヒーをいれて暖房をつけソファーに座る。

膝掛けを掛けてテレビをつけて気温を見てると、思った通り昨日よりかだいぶ下がってて……


まふ君と抱き合って寝たりする事が多くなり、１人でこの寒さの中に居るのはちょっと寂しくて。

ん〜。
やっぱりまふ君に抱きついてようかなと考えていると……


｢今日は寒いね〜｣


｢ひゃあっ｣


急に頬を冷たい手で包まれビックリする。

後ろを振り返るとまふ君が頭から毛布を被って立っていて、おはよ〜A、なんてふわふわした笑顔で言われちゃ、Aちゃんノックアウトです。


かわいいな〜って思ってるとまふ君がソファーに座って膝をぽんぽん叩いてるではありませんか!！

迷いなく座ると後ろからまふ君に包まれて、肩に顎を乗せられる。

｢やっぱりこうしてた方があったかい。A体温高いもんね。子供体温だ｣


｢そういうまふ君は体温低いよね。そんな可愛い顔して｣

あっ、やばっ


｢おぉっとAー。最後の一言余計だぞー!！｣


｢えっ、やっ、ちょっ、冷たっ｣


まふ君が冷たいつめたーい手を服の中に入れてきてビックリ。

でも私の体温が高いからかすぐに暖かくなる手。


｢ちょっと変態！いつまで入れてんの!？｣



｢Aがあったかいのが行けませ〜ん、もう僕は今日はAから離れませ〜ん｣



まぁ、まふ君とくっついていられるのは嬉しいけど…


｢あっ、A今嬉しいと思ったでしょ｣


｢なっ｣


｢顔に幸せって書いてるよ｣


｢う、うるさーい！｣

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