【まふまふ】男性恐怖症を治したいでしょ？

＃32 ページ33

私は布団をかぶったまま、まふくんに言った
　
　
　
「あの、今日はすみませんでした。お礼も何も出来なくて....せっかく楽しみにしていてくれたのに」
　
　
　
「いえ、また次の機会がありますから！」
　
　
　
「でも、私は何かしてもらってばかりで...いつも、96ちゃんにも借りを作ってしまっています」
　
　
　
そう少し震えた涙声でまふくんに言ってしまった
　
　
母親からも「人を思い過ぎ」と注意された事がある、だけどこれが自分だから仕方ない
　
　
　
＿＿＿＿やっぱり怒ってますよね、こんな泣き虫なんて
　
　
　
そう思っていると、かぶっていた布団を顔が見えるくらいのところまで捲られた
　
　
　
「そんなに自分を責めない下さい！」
　
　
　
「....！」
　
　
　
「こんな事言ってしまってはあれですが...僕はAさんが大好きです！恋愛対象として/////！」
　
　
　
まふくんは顔を真っ赤にして、真剣な眼差しで私を見る
　
　
　
「だから、１日中Aさんを眺められて....ら、ラッキーだなって思ってるんです/////」
　
　
　
「....」
　
　
　
「う....えっと、とにかく大好きなんです///////！！」

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