【まふまふ】あのバイト店員でしょ？！

＃24 ページ25

「い、いってらっしゃい....」



チュッとリップ音が鳴り、おでこに柔らかな感覚を感じた
　
　
いきなりの事で、ばっとまふさんを見る
　
　
　
「今夜も美味しい夕食作って待ってるので....頑張ってきてください！！」
　
　
　
まるで女子が好きな人に告白している様に、私に言った
　
　

＿＿＿＿＿＿ん？なんか、ちょっとした同居の気分に....
　
　
　
「まふくんも、無理しないでくださいね」
　
　
　
今度こそ、家を出ていつもの駅へと走った
　
　
＿＿＿＿＿＿＿＿
　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　
　
　
「....」
　
　
　
無事、通常通りに会社へ出勤....
　
　
で、デスクに着いた途端、女課長からいつもの「やっといて」のメモと山積みの書類が乗っていた
　
　
これが社畜の運命か....
　
　
ため息をついて、その書類に手をつけ始める
　
　
　
カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ....カタッ....カタカタカタカタ....
　
　

＿＿＿＿＿＿＿ん？あれ、もうお昼か....
　
　
気づいたらお昼....それはもう日常茶飯事な事だから驚きはない
　
　
　
やっぱりゼリー系かな、もう少し働いたらコンビニに行こう
　
　
カタカタとまたキーボードを打ち始めた....すると
　
　
　
「Aさんは居ますか？」
　
　
　
「！？」

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