【まふまふ】あのバイト店員でしょ？！

＃15 ページ16

まふまふside


＿＿＿＿＿逃げちゃった....
　
　
連絡先を渡した時も早口で喋っちゃって、もしかしたら嫌われたかも
　
　
そう考えると悲しくなるため、僕はベッドにダイブして顔をクッションに埋めた
　
　
　
時計を見るとたった一分しか経ってないのに、五分経った気分
　
　
まだかな....まだかな....と、落ち着かない
　
　

『ﾋﾟﾛﾝｯ♪』
　
　
　
「っ！！！！」
　
　
　
突然、LINEの通知音が鳴り響いた
　
　
僕は瞬発的にスマホを手に取り、LINEを開く
　
　
するとそこには『A』という名前の人物が追加していた
　
　
　
『よろしくお願いします』
　
　
　
＿＿＿＿＿＿追加してくれた！！
　
　
心が舞い上がり、顔が緩んでニヤニヤしてしまう
　
　
これで、晴れてAさんとはお友達の関係....今日ショッピングした事だって....！！
　
　
　
「(こちらこそ、よろしくお願いします！....と)」
　
　
　
そのあとに"まふてる"に抱きついている僕のスタンプを送った
　
　
すると、早くも『まふくんと似てますね』の返信と共に、ウサギのよろしくスタンプが送られた
　
　
　
＿＿＿＿＿＿＿＿似、て、ま、す、ね？
　
　
　
「(もしかして、知られてないッ！？)」

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