【宮兄弟】前世、今世でも推しは尊い２

３９話 ページ2

「あと一年か〜」







「待ちどおしいなぁ…」


「いつまでも待っとるで！」






休日にゴロゴロするのは当たり前

私はそれこそ、ソファの上に転がっているけれど双子は違う









机に、体が向かっている状態

と、なると…







「しゅくだいって大変？」






「ジゴクや」


「なくなればええのに」






この一択

愚痴をこぼす双子の姿は、前世の私に重なって見える
それもつい、このまえまでの






そこから、私は興味が湧き、重い体を起こした
そして、双子の机に行き







「どれどれ〜？」







広がっている教材を見た








＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿





問１



２×２は？





＿＿＿＿＿＿＿＿
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「………」




「どや、むずいやろ？」






侑は自慢げに私を見る


が、




『４』

と正解を書くと







「………」






目を見開いて黙ってしまった

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