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来夢の過去3 ページ40

来夢「ここまでの咄、だいたいわかった?」
渚「…うん。」
茅野「最低…」
来夢「あんたらと、同じ人種よ?」
業「いいから。続きを話して。そんなカスと俺らは違うから。」
来夢「面白い。じゃ、続きを話すな。」

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

だれ?
人間「お前、誰だよ!ガキ!」
キド「私の名前は木戸 つぼみ。木戸家の娘よ!」
人間「なっ…!あの木戸家!?」
キド「その子は私の友達なの。だから、はやく、何処かに去ってちょうだい。」
人間「………!!」
キド「行かないならいかなくていいわよ。お父さんに言いつけるから!」
人間「ひっ…!わっ、わかったよ。」

人間は去って行った。
よかった。
でも…!

「貴方は…?」
キド「大丈夫?私はつぼみ。木戸 つぼみよ。」

その子は私にてを貸してくれた。
…けれど…

「触らないで!」
キド「きゃあっ」

私はその子を撥ね飛ばした。
そして、この時に、能力も発動していた。

キド「ない…なによ!これ…」
「ごめん!大丈夫!?」
あわてて能力は、解除した。

キド「っつう…」

この子も人間だけど、私を守ってくれた。
なのに…私は…

「ごめんなさい…」
キド「ううん?いいんだよ。別に」
「え?」
キド「貴方はこんなに悲しい思いをしたんだね。なのに…ごめんなさい。」
「私の…記憶を…私は自分の記憶を貴方に見してた?」
キド「いてて。わかんないけど、そうだと思うよ。」
「そっか。ごめんなさい。あんなものを、見してしまって…。」
キド「いや、私が悪いいんだよ。」

つぼみちゃんは、ニコッと笑ってくれた。

「あのね…お友達になってくれない?」
キド「え?」
「無理にとは、言わないよ。ごめんなさい!」
キド「え、いや、それはいいんだよ。でもね…」
「…?」
キド「私は化け物だよ?それでもいいの?」
「いいんだよ…私もだし。」
キド「じゃ、お友達に、なろう!」
「うん!ありがとう!」
キド「ところで、貴方、名前は?」
「…ない。」
キド「ないの!?じゃあ、私がつけてあげる!」
「いいの…?」
キド「うんっ!勿論!ん ん…どんなんがいいかなぁ…あっ!」
「なにか、思いついたの?」
キド「うん!来夢って、どう?希望のある未来に向かう!って、感じで!」
来夢「来夢…?すごく、いい名前!ありがとう!」
キド「えへへ…(о´∀`о)」


これで、私達はお友達になったんだ。
次の日から楽しい日々が始まった。

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フォー - 少年少女、前を向けと言う言葉がものすごく印象に残りました (2016年6月23日 17時) (レス) id: d18eae6805 (このIDを非表示/違反報告)
小学生女子! - キド看病を希望します (2016年5月25日 23時) (レス) id: fca36a4939 (このIDを非表示/違反報告)
小学生女子! - キドに決まりー! (2016年5月25日 22時) (レス) id: fca36a4939 (このIDを非表示/違反報告)
神秦(プロフ) - キド看病!あと実況希望!! (2015年10月30日 0時) (レス) id: 5243b5578c (このIDを非表示/違反報告)
霧香 - キドが看病。 (2015年10月17日 12時) (レス) id: a1d0506b99 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:美桜 | 作者ホームページ:p://  
作成日時:2015年6月30日 23時

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