検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:8,078 hit

レオナ・キングスカラーの見解 ページ3

アイツは…変だ
それがアイツに対しての変わらない印象

目が合ったら急に睨んだり、かと思ったら悶え出して
「あ、顔が良い」
何て、小っ恥ずかしい事をぬけぬけと言い始めたり
最初の出会いなんてのは最悪だった

俺が植物園で昼寝していたら、木の上から落ちてきやがった
しかも俺を見て一言


「…コタツの猫か」

「あ?」


コタツって云うのが何なのかはしらねぇ
だが、『猫』

あんな小さな奴と間違われる事に苛立ちを覚える
腐っていたとしてもライオンだ



「おい、言葉に気を…」

「じゃ、友達待たせてるんで」



しかも他人の言葉を聞きやしねぇ

本当にキレそうになった
と、同時に



「羨ましいぜ」



とも思った

あんな自由で間抜けな奴は見た事ない
興味どころじゃない、本能だ







植物園で寝る時、またアイツが来ないか
なんて、思いながら寝る事になるなんて、思っても見なかった

アズール・アーシェングロットの見解→←リドル・ローズハートの見解



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (52 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
55人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:マルオ崇拝者 | 作成日時:2020年7月12日 8時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。