アクノロギアが愛した娘6【FT】 (ページ6)

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そして翌日、Aはウェンディを応援に来ていたポーリュシカに預けた。

そうやらウェンディは、魔力結合症というのになっているらしい。

Aはポーリュシカにウェンディを任せ、姿を消した。

そして、大魔闘演舞本戦がいよいよ始まろうとしていた。

会場は大勢の観客で大いに盛り上がりを見せていた。

「さあ！今年もやってまいりました！

念に一度の魔法の対戦！大魔闘演舞ー！」

そしてオープニングセレモニーも終え、いよいよ予選を突破した者達が入場してくる時間となった。

チャ「さあ、間もなく大魔闘演舞開幕です！実況は私、チャパティ・ローラ

解説には、元評議員のヤジマさんにお越しいただいております。

ヤジマさん、よろしくお願いします」

ヤ「よろすく！」

チャ「そして、一日目のゲストにはミス・フィオーレにも輝いたブルーペガサスのジェニー・リアライトさんをお招きしています！」

ｼﾞｪﾆｰ「今年はうちが優勝しちゃうぞー！」

チャ「さあ！いよいよ選手入場です！

まずは予選8位！過去の栄光を取り戻せるか！？

名前に反した荒くれ集団！フェアリーテイル！」

フェアリーテイルが出てきた瞬間、観客はブーイングをする者が殆どだった。

チャ「毎年最下位だったフェアリーテイルが予選を突破し、すでに8位以内が確定ですからねえ

大陸中を騒がせた天狼組の帰還により、フィオーレ1となるか！？」

ヤ「ほんと、よかったねえ！おめでとフェアリーテイル！」

遠くからはマスターがフェアリーテイルに声援を送っている。

しかし、ナツ達は観客にいる人物を見て驚く。

メ「フレー！フレー！フェアリーテイル！」

マ「マスターメイビス！？」

メ「うふふ、応援に来ちゃいました！」

マ「き、来ちゃいましたってアンタ；」

メ「大丈夫です！

ギルドの紋章をつけた人しか私のことは見えてませんから！」

マ「いやぁ；そう言う問題なのか？」

メ「だって、ずっと天狼島にいるのも暇なのでAさんにお願いしてきちゃいました」

マ「なにぃ！？Aはどこに行ったんじゃ！」

メ「Aさんなら、やることがあるって言いながら嫌そうな顔をしてどこかに行きましたよ？」

マ「全くあやつは……；」