アクノロギアが愛した娘6【FT】 (ページ14)

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しかし、そこで競技終了の鐘が鳴ってしまう。

チャ「ここで試合終了！順位はこのようになりました！」

フェアリーテイルのAチームは最下位となり、1位はセイバートゥースとなっていた。

チャ「やはり予想通り、1位はセイバートゥースでしたねえ」

ヤ「見事だったねえ！」

チャ「フェアリーテイルは二つとも善戦したのですが、残念な出だしです」

ヤ「次に期待すますかな！」

観客は最下位のフェアリーテイルに野次を飛ばしてくる。

「やっぱ弱いじゃん！」

「万年最下位！」

「もうお前等の時代は終わったんだよ！」

グ「っ……」

ナ「何がおかしいんだこの野郎！」

「うーわきれたぜ！」

「精々吠えてろよ！」

その時、Aがナツの前に立ち、観客の方を見た。

ナ「A？」

『観客の皆さん、選手に対する暴言は控えていただきたい。

他の選手にも迷惑ですし、はっきり言って不愉快です』

そう言ったAの圧に観客は押し黙ってしまった。

エ「すまないA」

『構わん、審判と言えど、仲間がバカにされて黙ってられるほど、私は鬼じゃない

次頑張ればいいんだ、あまり気を落とすなよグレイ』

グ「あぁ……すまねえ」

グレイは舞台裏へと戻っていった。