美しい悪魔にはご注意をⅡ【青エク】 (ページ18)

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メ「さて、そろそろ止めるとしよう」

『名残惜しい気もしますが』

メフィストとAはアマイモンと燐の戦いの間に入り、二人を止めた。

『ハイハイボク達、そこまでよ』

メ「これ以上は私の学園がケシズミになる。今日のお遊戯はこれにて終了☆」

メフィストがアマイモンを、Aが燐を止めた。

メ「空が白んできたな…

さぁ二人とも、そろそろお家へ帰る時間だ」

ア「兄上！今回は兄上の筋書きに沿えば好きに遊んでいいと約束してくださったではないですか！」

メ「学園を壊すなと言ったはずだぞ。

それにお前、もうわかったのじゃないか？この末の弟との…圧倒的な力量差をっブングル！？」

『兄上！？あ、ちょ、燐！やめなさい！』

アマイモンがメフィストの顔を殴り、燐はAの腕を振り払ってアマイモンと再び戦おうとした。

『大丈夫ですか兄上？』

メ「アッハッ八ッハ…！！ウ～～～ン！聞き分けのない弟だ。

A、頼む」

Aはメフィストに言われると、Aの「服従」の力でアマイモンの動きを停止させた。

ア「姉上っ！？」

メ「アインス☆ツヴァイ☆ドライ！！

お菓子の鳩時計(クーヘンズクッククスワァー)！！」

動けなくなったアマイモンをすかさずお菓子の鳩時計がアマイモンを拘束し鳩時計の中に閉込める。

ア「兄上ェ！！」

メ「アブラカタブラ☆」

アマイモンを閉込めた鳩時計はそのまま消えてしまった。

メ「さて、と。行きましょうか？奥村くん。おや？」

燐「グルグルグル…グルルオ”オッ！」

『兄上、あれは…』

燐のその表情は悪魔そのものだった。

メ「完全に炎に呑まれているな。

やれやれ世話の焼ける弟共だ。少しは姉を見習え」