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敦《廃だって?……まさか》
ハーマン《大方手薄な隙を狙ったつもりなのだろう。
だが、この機で組合主力が白鯨を離れる動き……不自然と思わなんだか?
横浜焼却作戦の第二段階____”白鯨落とし”
これが決まれば詛いの異能で傷ついたこの街は、完全に破壊される。
その上落下地点には_________》
ハーマンの言葉に敦や、それを聞いているAは目を見開く。
敦《落下地点に探偵社とマフィアの拠点も含まれる……!?》
ハーマン「既に降下は開始している。一時間足らずで地上に激突する》
敦《この白鯨が貴方の異能なら、貴方なら落下を止められる筈です!》
ハーマン「確かにこの白鯨は儂の異能……じゃが今や、内部の七割を兵器置換され、もはや儂に操作能力はない》
敦《聞きましたか太宰さん!直ぐ作戦を中止して避難しないと……》
しかし太宰は慌てた様子もなくゆっくりと口を開く。
太「……敦君、よく聞くんだ。作戦に変更はない。
君の手で白鯨の制御を奪取し落下を阻止するんだ。
それが出来るのは、今白鯨にいる君しかいない」
敦《太宰さん……この事態を予測していたんですね?》
太「可能性の一つとしてね。
それも含めて君を適任者と判断した。
やれるかい?」
太宰の問いかけに敦は何も答えなかった、
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琉亜 - ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁかわいいいいい文豪さん達が尊い作者さん神だぁぁぁぁ (2023年2月24日 1時) (レス) @page7 id: 5309fc8273 (このIDを非表示/違反報告)
りんね - 絵がとても綺麗ですね(^◇^) (2019年4月3日 14時) (レス) id: a9ff31e180 (このIDを非表示/違反報告)
みそしる大臣 - その画力と文才と安吾愛を分けてくれ(涙) (2019年3月31日 3時) (レス) id: 487407bef1 (このIDを非表示/違反報告)
やまもとぉ - 安吾さん好きだったんでこの小説見つけた時はめっちゃ嬉しかったです。安吾さんみたいな硬派メガネ男子大好き結婚しよ))) (2018年12月16日 9時) (レス) id: f5d8616f56 (このIDを非表示/違反報告)
鬼姫海咲(プロフ) - 作者様のせいで安吾推しになってしまいました……ありがとうございました…(’-’*)♪ (2018年12月16日 1時) (レス) id: 0bc1c5e779 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫陽花 | 作成日時:2018年12月8日 22時