鬼と暗殺 五【文スト×暗殺教室】

２４７． ページ48

Aと芥川が廊下を歩いていたそのときだった＿＿＿＿＿＿＿



突然爆発が起こり、天井が落下してくる。



『派手なことをっ！』



芥「羅生門！空間断絶！」



Aは芥川の空間断絶によってなんとか無事だった。



『ありがとう芥川君、助かったわ』



芥「この程度のこと、大したことありません」



『にしても、ここまで徹底的にしてしまうなんて……』



その時だった、先程の爆発の影響で崩れかけていた天井が芥川の頭上から落ちてきた。



『芥川君！』



Aが気がついたころには既に頭の上まで来ていた。



『っ！』



Aは芥川を押し、芥川はなんとか回避できた。



落下してきた天井を辛うじて躱したAだったが、右足が落石によって挟まれてしまった。



芥「Aさん！なぜ僕をっ……


今どかします」



Aは芥川によって落石を取り除いてもらった。



芥「立てますかAさん？」



『少し難しいかもね……』



Aは先程の落石によって右足は完全に折れており、歩くことがままならなかった。



『片足でも問題はありません、先に進みましょう』



Aは片足でなんとか立ち上がったが、痛みですぐに倒れそうになる。



芥「無理はしないでください、僕が抱えていきます」



芥川はAの有無を聞く間でもなく、Aを抱きかかえた。



流石のAも今回は大人しく芥川君に従うことにした。

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