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そして、太宰が住んでいる探偵社の寮に到着したA。
太宰の家の扉を叩く。
中からは居留守でも使っているのか、全く返事がしない。
『いるのでしょう太宰、出てきなさい』
Aがそう呼びかけるとドアが開かれ太宰が姿を現した。
太「まさか君がここに来るだなんて驚きだなぁ
中也と喧嘩でもしたのかい?」
『残念ながら、私達は仲良くやっていますよ』
太「ふぅん、それは残念だ。
それで?一体何の用だい?」
Aは太宰の脇を通り過ぎ無理矢理中に入った。
『……私にかけられた異能を解いてほしいんです』
太「それはお安いご用だけど、一体どんな異能かな?」
『相手に辱めを受けさせる能力です。
貴方の能力にかかれば解くことは造作もないでしょう』
太「中々面白そうなことになっているようだね
だからフードをかぶっているのかい?」
『御託はもういいです、早くしてください』
太「はいはい、仰せの通りに」
太宰がAに触れようとしたその瞬間_______
『!?』
太宰がAの不意をついてフードをとった。
『な、何を!?』
Aは見られたことの羞恥心で顔を赤くする。
太「これはこれは、また随分可愛らしい猫がきたものだねぇ
もしかして君、私に襲ってもらいにきたのかい?」
『そんなわけないでしょう!?
良いから早くこれをどうにかして!』
太「ふふ、ちゃんと解いてあげるよ」
そう言って太宰はAと一気に距離を縮める。
『っ近いぞ』
太「ふふ、君の可愛らしい姿を近くで見たくなってしまってね」
Aは近づいてくる太宰から離れようと少しずつ後ろに下がっていく。
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アニフゥ - 紫陽花さん» ありがとうございます!楽しみにしてます! (2018年7月6日 20時) (レス) id: 71778051d3 (このIDを非表示/違反報告)
紫陽花(プロフ) - アニフゥさん» 大まかな内容しかわからないですが検討してみます! (2018年7月6日 0時) (レス) id: a94eac29fd (このIDを非表示/違反報告)
アニフゥ - 僕のヒーローアカデミアは知ってますか?ぜひ良ければ暗殺教室が終わったら、ヒロアカとコラボするのが読みたいのですが、どうしすか? (2018年7月6日 0時) (レス) id: 71778051d3 (このIDを非表示/違反報告)
アニフゥ - スッゴく面白いです!更新頑張ってください楽しみにしてます! (2018年7月5日 23時) (レス) id: 71778051d3 (このIDを非表示/違反報告)
化け猫 - とても面白いです!更新頑張ってください 続き楽しみにしてます! (2018年7月4日 11時) (レス) id: d3ed948d91 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫陽花 | 作成日時:2018年6月27日 21時