鬼と暗殺 五【文スト×暗殺教室】

２３２． ページ33

病室に入ると、烏間が怪我人であろう老人と話していた。



烏「何とか納めてはいただけませんか？松方さん」



松「聞かん！二週間もこんなところに閉じ込められるんだぞ！



あの餓鬼共、並の謝罪じゃ許さんぞ



なんかこう、かつて見たことがないような土下座でもさせる＿＿＿＿」



『それは名案だと思いますが……それにしても良く吠える方ですね』



松「誰だ貴様！」



烏「すみません、彼女は生徒達のクラスの教師です」



『一応、教師として被害者の貴方にお詫びをと思いまして』



松「それが被害者に対する態度か小娘！」



『……品のない老人はいつの時代もこうなのですかね？』



烏「おい！いい加減にしろ！


お前は謝罪をしにきたんじゃないのか！」



『そのつもりでしたが、やはりやめることにします。


こんな可愛げのない老人を相手にする暇なんてないんですよこっちは


本業の方の仕事が私には最優先事項ですので


あぁ、私しばらく休ませてもらいますから』



烏「あ、おい待て！」



烏間の言葉を無視し、病室を出たA。



『くだらない……こんなことをしているなんてマフィアとして面汚しもいいところです』



Aは外に置いてある車に乗り、本部に向けて帰った。



烏間から電話が何件か入っていたが、無視することにした。

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