鬼と暗殺 五【文スト×暗殺教室】

２３１． ページ32

『芥川君、明日の指揮は私がとりますが、貴方は単独で行動してもらってかまいません


敵を見つけたら速やかに排除してください』



芥「承知


ところで、今からどちらに？」



『少し東京にね、芥川君って車は運転できた？』



芥「いえ、僕はいつも樋口の運転での移動ですので」



『そう、なら仕方がないわね


芥川君、私は今から東京に少し行ってきます


何か聞かれたらそう伝えておいてください』



芥「わかりました、お気をつけて」



Aは芥川に背を向け、本部を出て自家用車で東京に向かった。



しばらく運転し、目的の病院に到着した。



病院の入口には生徒達が集まっていた。



そこには顔を真っ黒にした殺センセーもいた。



『貴方たち』



渚「A先生…」



『こんなことで一々呼び出しを食らっていては身体がいくつあっても足りませんよ


……マフィアの私が言うのも変な話しですが、自分の力を過信しすぎると痛い目を見ると私は何度か忠告してきた筈ですが？』



「「…………」」



『教師として私からも怪我を負われた方に謝罪をしてきます


殺センセー、後はよろしくお願いします』



殺「わかりました」



Aは病院の扉を開け、中に入っていった。

２３２．→←２３０．

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す