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『私もう仕事にもどるわね、中也も仕事頑張って』
中「もう行くのかよ」
『また来るわよ、じゃあね』
そう言って部屋を出ようとした途端、外から構成員の声がした。
「中原幹部！中原幹部！」
声色からして少し急ぎの用事のようだ。
Aが扉を開けると構成員は驚いた顔をする。
「赤瀬秘書！？ここにいらっしゃたのですね！」
どうやら彼は私の事を探していたらしい。
中「なんかあったのか？」
構成員は落ち着いた口調で話しだした。
「先刻、遊撃隊の芥川さんが組合の拠点に単身で乗り込んでいったとの報告がありました」
中「またあいつは独断専行ばっかしやがって……よりにもよって組合の拠点とはな」
『芥川君と連絡はつきましたか？』
「い、いえまだ……どうやら携帯も何も持たずに行ってしまわれたようで……」
『そうですか、わかりました。報告ご苦労様です、貴方は訓練に戻ってください』
「はい！失礼します」
構成員が去った後、中也が話しかけてきた。
中「あいつの独断専行には毎回世話が焼けるな
どうすんだA？連れ戻すのか？」
その時Aは乱歩と太宰の会話を思い出した。
『なるほど、そういうことでしたか……』
中「A？」
『芥川君はこのまま放っておきましょう
もし彼がここで命を落とすこととなったとしても、それは彼の実力不足という事で片付けられます。
彼がもし組合の長を倒し、無事に帰ってくればそれはそれでこちらには何の損もなく終わりますしね』
中「それが一番合理的ってか？」
『ええ、その通りですよ』
中「合理性で動くところは首領そっくりだな」
『あの方に育てられれば誰だってそうなってしまいますよ
却説、中也。私はこれから少し出かけてきますね』
Aは外套を羽織り、出かける用意をした。
『夜にはこちらに帰ってきますからと首領に伝えておいてください』
中「ああ、わかった」
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雨傘響音(プロフ) - だざさんん…(´；ω；｀)暗殺教室とのコラボですか！？どっちも好きなので嬉しいです！！ (2018年6月13日 21時) (
レス) id: f78f4d1bf8 (このIDを非表示/違反報告)
ツユクサ - 太宰さんが切ない｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡ でも夢主ちゃんが結ばれてよかったぁぁぁ (2018年6月13日 18時) (レス) id: 1bd5282e9a (このIDを非表示/違反報告)
ラインハルト大好き(プロフ) - 今度は名探偵コナンの降谷零落ちの小説が見たいです (2018年6月12日 21時) (レス) id: 77af8aedef (このIDを非表示/違反報告)
にぃ - あああぁ!夢主おめでとうございます!!太宰さんにも幸せになってほしい...。 (2018年6月9日 23時) (レス) id: d0d6790e43 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫陽花
| 作成日時：2018年6月9日 21時
