13話 ページ13
A「そろそろ行くか」
まず、今日はキュウビ
明日はオロチのとこに行こう
何で今日まとめて2人のとこへ行かないのか、というと、明日も学校があるからだ
遅くに寝て、朝起きられないと困る
まぁ、そんなわけでそう決めたわけだ
ー夜・小学校の屋上ー
A「キュウビ、久しぶり」
キュウビ「A！やっぱり転校生の子はAなんだね！」
そう言うと、キュウビは抱きついてきた
キュウビ「今までどこ行ってたんだい…？僕達ずっと心配して…。でも、帰ってきてくれて嬉しい」
A「ごめん。心配かけさせて」
キュウビ「何でいなくなったのか、理由聞くまで離さないよ」
それは…、嬉しいけどちょっと困る
A「私が、エンマ族の恥だから。ボス妖怪に負けたこと知って、馬鹿にした妖怪だってたくさんいるでしょ？��エンマ族なのに��って」
キュウビ「………それは…」
否定しないから、やっぱりいたんだ
A「あの頃は、この世界にいても多分辛いだけだったから。だから私は遠くへ逃げた。私のことをみんなが忘れるまで、ずっと隠れて生きてた」
キュウビ「そうかい…。もう、いなくならないでくれ。ずっと、僕達のとこにいて。笑顔を見せてよ」
A「分かった。約束する」
そして私が笑うとキュウビも笑った
A「じゃあ、もう帰るね」
キュウビ「僕はもっと君と話したいんだけどねぇ」
A「小学生はもう寝てる時間ですから、私も寝ないと。先生さようなら」
キュウビ「あぁ、小学生が夜更かしなんていけないか。じゃあ、また明日。学校で」
そんな冗談を言い合い、私達は別れて帰路についた
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作者名：早月 | 作成日時：2018年12月11日 16時
