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4話 ページ4

Aの手を引き部屋に入ると、その体を強く抱きしめた

こんなに酔っ払って…、挙げ句の果てにはキュウビにあんなことをされて……

私だって、まだキスもしたことないんだぞ

それに、酔っているとはいえ他の男に抱きつくなど…


A「ぬらりいいにおいがする〜…」


そう言ってギュッと私を抱きしめてきた


…こういうところがまた愛おしい

怒りなど吹っ飛んでしまいそうだ

だがしかし、やはりあの行動は許せない


ぬらり「A、私以外の男に抱きついたら、次はお仕置きするからな。たとえ酔っていたとしても」


A「は〜い!」


…で、そのお仕置きの内容をどうするか…

キス…か?

いや、でもそれはお仕置きになるのだろうか?

私の部屋に閉じ込める…のは可哀想だ



…人間界に行くの1週間禁止

これにするか

Aと仲の良い妖怪の多くは人間界で暮らしているからな


A「ぬらり〜、ねむい…」


ぬらり「あぁ、今日はもう寝ような」


ベッドに入ると、すぐに寝息を立て始めた

そんな姿もまた愛らしくて、私はそっとAの頰にキスをした

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作者名:早月 | 作成日時:2018年10月19日 12時

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