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14話 ページ14

ぬらり「………キュウビの奴………、Aをデートに誘ってるだと……?」


どうやら、ぬらりフォンは監視カメラの映像に音声もついてくるようだった

そのせいで、さっきからぬらりはイライラしている


ぬらり「あ、頭を撫でやがって……。私のAなのに…。絶対に狙ってるだろ…」


エンマ「ぬらり、そうカリカリすんなって。キュウビは元々そういう妖怪なんだから仕方ないだろ」


ぬらり「いえ、これは絶対にAを狙っていますよ。好意の無い者とデートしたいとは思わないでしょう?」


……あー、面倒くせぇ


エンマ「まぁ、Aはキュウビといた時間も長いから、仲間みたいなもんだ、って考えろよ」


ぬらり「……私は自分に自信がありません。Aがもし、キュウビのことを好きになってしまったら、なんて考えると……怖いんです」


ぬらり……

ちょっと情が湧いてきたぞ


エンマ「でも、監視されて良い気分になる奴はいない。Aはぬらりのこと裏切らないと俺は思うから、もっと自分に自信を持て」


ぬらり「……大王様のその言葉信じます。ただもし、Aが他の奴のことを好きになった時は…分かってますね?」


エンマ「な、な、何で⁉俺はお前を励ましたんだぞ!」


やっぱりぬらりに情けはいらないかもしれない


さて、仕事仕事

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作者名:早月 | 作成日時:2018年10月19日 12時

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