愛と独占欲と束縛と【ぬらりひょん議長】 (ページ11)

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11話ページ11

ーその夜ー

A「あー、楽しかった！」

そう言ってベッドに倒れこんだ時、ぬらりが私の手を上にあげて何かをし始めた

A「ちょ、ちょっとぬらり？何してるの？」

……紐で結ばれてる？

A「ぬらり、痛い」

ぬらり「まだ余裕なんだな」

A「何が？」

ぬらり「お前は私のものだという自覚を持て」

A「あ、やっぱり今日サンセットモールいたでしょ！あれぬらりだよね！」

ぬらり「何でオロチといたんだ？」

A「オロチに＂美味しい物食べに行こう＂って言われて。…って、着物脱がさないでよ」

ぬらり「……嫉妬、したんだぞ。私の気持ちも少しは考えろ」

……なんか、この流れって

いや、まぁ、恋人同士だし、いつかはすることだとは思ってはいたけど…

A「ねぇ、するのは良いけど、縛らなくても良いでしょ」

ぬらり「縛っておかないと逃げるだろ」

A「逃げないよ」

…ムードも何もない

そういうこと、ってもっとドキドキして…

…私、心から愛してもらえてるのかな…？

ぬらり「…綺麗な肌だな」

首筋に口づけをされた

縛られてたら、ぬらりを抱きしめることもできない

なんか…、悲しいなぁ…

ぬらり「A、好きだ」

でも、やっぱり

誰よりも好きなんだ