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春「千尋」
「何?」
春「千尋、僕の顔知ってるんでしょ?」
「まぁ…でも2歳3歳の話でしょ。もしかしたら私、違う人の顔で認識してるかもしれないし」
春「あ。そうだ。兄貴が昼休み、話があるから屋上に来てって。」
「…わかった。」
亮介くんはなんで階段をいっぱい登らなきゃいけない屋上を指定したのだろう。
もしかして、嫌がらせ?
な訳ないか。
・
・
・
〜昼休み〜
茜「着きました。」
「ありがとう、茜」
ガチャッ
茜「亮介さん。千尋さん連れてきました」
亮「橋内さんありがとね。俺が送ってくから戻っていいよ」
茜「わかりました。失礼します」
バタン
「亮介くん。話って何」
亮「ねぇ千尋?千尋のこと、教えてくれない?」
「え?」
亮「俺も春市も、千尋のことあんまり知らないし。千尋、いろいろ抱え込んでそうだから。」
「別にいいけど、後悔しても知らないよ?」
亮「後悔なんてしないよ。」
「私のこと、嫌いになるかもしれない」
亮「ならないよ」
「…どうして、そこまで突っかかってくるの?」
亮「心配だから」
「…保護者面しないでよ」
亮「聞いて欲しいんじゃないの?俺は別にいいけど。話せば楽になるよ」
聞いて欲しい。
確かにそうだ。
この思いを、だれかに聞いて欲しかった。
「…長くなるけど、聞いてくれる?」
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あゆ - これからどうなっていくか楽しみです!名字が上手く変換されてないので、ちゃんと映されるようになったら嬉しいです! (2017年9月18日 20時) (レス) id: bfbf4614af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:やま | 作成日時:2017年9月14日 23時