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Aside.
A『んっ...も、朝？』
なかなか開かない目を擦りながら体を起こした。
なんだかいつもと違う匂い。
ボクは目を開いた。
見慣れない場所だった。
ここは...あっそうか。ボク、忍術学園に来たのか。
まだ
A『たか、まるぅ...？』
横を見るとタカ丸が心地よさそうに寝息を立てて寝ていた。
タカ丸「ｽｩ...」
A『気持ちよさそうに寝やがって。』
とりあえず顔を洗おうと長屋近くの井戸へ向かう
タカ丸に事前に場所聞いといて良かった。
A『うわっ冷たっ...』
試しに水に手をつけて見たがやっぱり朝の水は冷たい。
A『今、夏前だよね...なんで朝、肌寒いの...。』
ﾊﾞｼｬｯ
ボクは顔を洗った。肌に着いた水がまるで脳まで染み渡るように冷たさが頭の先までくる。
A『ふぅ...よし、スッキリした。』
手拭いで顔を拭くと長屋へ戻るため足を動かした。
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タカ丸「ｽｩ...ｽﾌｨ...」
タカ丸はまだ寝ていた。
ちょうどいい。この隙に着替えてしまおう。
そう思いボクは忍服を取った。
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タカ丸「ｽｩ...ｽﾌｨ...」
いつまで寝てんのこいつ？
ボクもう着替え終わったんだけど。
A『タカ丸、起きなよ。もう朝だよ。』
言葉と共にボクはタカ丸の体を揺らした。
タカ丸「んんっ...なにぃ...？」
A『何じゃないよ。君、寝坊したいの？』
タカ丸「...っえ？もう朝！？」ｶﾞﾊﾞｯ
A『そうだよ、もう朝だよ。言ったでしょ？』
タカ丸「ごめんごめん...夢の中だったみたい」
A『ほら、顔洗って着替えてご飯食べに行こ。集会、あるから。』
タカ丸「うん、そうだね！起こしてくれてありがとう！すぐ用意するからちょっとまってて！」
A『わかったよ。早くしてよね。』
タカ丸「うんーー！！！」
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タカ丸「よし！完了！A、食堂いこ！」
A『うん。ボク、ご飯食べたら直行で学園長先生の元へ行くね。』
タカ丸「りょうか〜い！」
それからご飯を食べボクは予定通り学園長の元へ向かった。
今日のご飯も美味しかったな。
A『失礼します。四年は組、瀬羅Aです。伝言通り、参りました。』
そう言うと中から学園長の声が返ってきた。
学園長「おぉAか。待っておったぞ。入りなさい。」
A『はい。失礼します。』
室内にはあの意味のわからない犬もいた。
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げんぢ(プロフ) - 黒糖さまでーすさん» コメントありがとうございます…!絵も作品も褒めて頂き本当に嬉しいです😭♡これからも愛読してくださると嬉しいです🫶🏻 (2023年3月18日 20時) (
レス) id: a7d380a32f (このIDを非表示/違反報告)
黒糖さまでーす - げんぢさん絵がとてもうまい上手素敵です✨しかも作品の内容がとても良いです！！！ (2023年3月18日 18時) (レス) @page37 id: b07dd8e215 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：げんぢ | 作成日時：2023年2月1日 18時
