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Aside.
タカ丸「はい、到着〜！」
A『はやいね。』
タカ丸「隣の部屋だからね〜！」
ゆっくり行っても早く行っても変わらなかったな…。
戸の脇には「田村」、「浜」と書かれた掛札がかけてあった。
タカ丸『ここは、ろ組の部屋だよ！』
そう言ってタカ丸は部屋の戸を開けた。
部屋の中には黒髪と茶髪の奴がいた。
タカ丸「三木ヱ門〜！守一郎〜！タカ丸です！入っていいかな？」
???「あっ！タカ丸さん！はい！入って大丈夫です！！」
黒髪がそう言った。
タカ丸「ありがとー！」
タカ丸が礼を言うと
今度は茶髪が不思議そうな顔をして僕を覗いた。
???「あの、タカ丸さん。そいつはもしかして例の？」
むかっ
タカ丸にはさん付けをしてボクにはそいつ扱いか。
タカ丸「そうそう！この子が編入生のA。」
???「えっ！編入生！？」
???「そういえば守一郎は聞いてなかったな。」
???「えっ！？えっ！？」
黒髪は目をきらきらさせていた。
困惑してんのか興奮してんのかどっちなんだ？
タカ丸「ほ〜ら〜！A、挨拶挨拶！」
急にボクに振るじゃん。
A『四年は組の瀬羅A。よろしく。』
???「あぁよろしく。私は田村三木ヱ門。この忍術学園のアイドルだ！そしてこちらは」
そう言って田村三木ヱ門が何かを引っ張ってボクの所へ持ってきた。
よく見ると小型カノン砲だった。本で見た事がある。
三木ヱ門「ユリコだ！！」
は？
A『まさかとは思うけど、武器に名前つけてるのかい？』
ボクが聞くと三木ヱ門はきょとんとした。
タカ丸「そのまさか、だよ。」
三木ヱ門「愛するユリコなんだ、当たり前だろ？」
いや、武器に名前つけてるやつは初めて見た。
まぁ頭がおかしいやつなんだろう。
あいどる？とか意味のわからない言葉を言ってたし。
A『君は？』
黒髪のやつに話しかけた。
???「俺は浜守一郎！よろしくな！」
A『わかった、よろしく。』
まあ宜しくする気は無いけど。
タカ丸「守一郎もこの前編入してきたんだよ！」
A『へぇ、そうなんだ。四年は編入生が多いんだね。』
三木ヱ門「たしかに、そうだな。なぜだろう。」
タカ丸「ちょうどいい学年なんじゃな〜い？」
守一郎「確かに、授業内容もいい具合な気がしますね。」
タカ丸「まぁまぁ！その話は置いといて、A、次行こ！」
A『わかった。じゃあね。』
守一郎・三木ヱ門「あぁ！またな！」
そう交してボクとタカ丸は部屋を後にした
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げんぢ(プロフ) - 黒糖さまでーすさん» コメントありがとうございます…!絵も作品も褒めて頂き本当に嬉しいです😭♡これからも愛読してくださると嬉しいです🫶🏻 (2023年3月18日 20時) (
レス) id: a7d380a32f (このIDを非表示/違反報告)
黒糖さまでーす - げんぢさん絵がとてもうまい上手素敵です✨しかも作品の内容がとても良いです！！！ (2023年3月18日 18時) (レス) @page37 id: b07dd8e215 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：げんぢ | 作成日時：2023年2月1日 18時
