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Aside.

長屋長屋…。

あ、あれか。

長屋らしきものを見つけそこに駆け寄る。

運良く四年生の長屋だった。

ええっと確か奥の方…。そう思いながら自分の部屋を探す。

…あった。ここだ。戸の所に斎藤と書いてある掛札があった。
え、もしかして共同部屋なのか…?
1人でゆっくりしたいんだけど…。

斉藤…どんなやつだろう。

そう思いながら戸を開けると

金色の髪のやつがこっちを見て固まっていた。
こいつが斎藤…?

A『初めまして。今日から編入してきた、瀬羅A。よろしく。』

そう言うと斎藤?は、ハッとして

斎藤?「あっ!こんにちは!僕は斎藤タカ丸。これからは君と同室だから、迷惑かけちゃうかもだけどよろしくね!」

いや、迷惑かけないでよね。

A『斎藤タカ丸…か…。こちらこそよろしく。』

タカ丸「うん!ところで君は何歳?あと…どこの組?」

A『ボクは四年は組。13歳さ。君はボクと歳が違うのかい?』

ボクは荷物を置きながらそう言った。

タカ丸「実は…そうなんだよね。15歳なんだ。ボクも前に編入してきたんだけど、前までは髪結の父の元で髪結について学んでいて、忍術のことなんて習ったこともなかったから四年生に編入されたんだ。僕の組は君と同じは組だよ。は組は僕一人しかいなかったから君が来てくれて嬉しいよ!」

そう言ってニコッとしたタカ丸の周りにはお花が飛んでいるように見えた。

A『なるほど…、組が同じなのは嬉しいね。ところで、なんでは組は1人なの?』

タカ丸「1年生とかは沢山生徒がいるんだけど、上級生になるにつれて退学する人が多いんだ。多分、実習についていけなった人が多いんじゃないかな。」

A『ふーん。』

タカ丸「うーん…でも本当に実習は体にくるからね。六年生はほんと、尊敬しちゃう。」

六年生…。どんな奴らだろう。

タカ丸「あっそうそう!ここがA君の棚で、ここの押し入れにお布団がしまってあるから!奥の右端にあるのがA君の机だよ。」

A『あぁ。ありがとう。早速荷物をしまうよ。』

そう言って棚を引くと紫色の服が入っていた。

A『タカ丸、これ、なに?』

タカ丸「ああ!それは忍服だよ!A君が着るやつ!」

これがボクの忍服…。悪くない。

A『なるほどね、今更だけどボクのことは呼び捨てでいいよ。ボクももう呼び捨てにしちゃってるし。』

タカ丸「わかった!Aね!」

タカ丸は悪いヤツじゃなさそうだ。

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げんぢ(プロフ) - 黒糖さまでーすさん» コメントありがとうございます…!絵も作品も褒めて頂き本当に嬉しいです😭♡これからも愛読してくださると嬉しいです🫶🏻 (2023年3月18日 20時) (レス) id: a7d380a32f (このIDを非表示/違反報告)
黒糖さまでーす - げんぢさん絵がとてもうまい上手素敵です✨しかも作品の内容がとても良いです!!! (2023年3月18日 18時) (レス) @page37 id: b07dd8e215 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:げんぢ | 作成日時:2023年2月1日 18時

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