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留三郎side.
A『ぐすっぐすっ…ごめんなさい…ごめんなさい…うぅっ』
尾行してきたチビが泣き出してから伊作と雷蔵がテンパっていた。
どうすれば泣き止むのだろうか…
そう考えていると…
伊作｢ちょっとちょっと…僕達は別に君に危害を加えるつもりじゃないんだ。｣
って、！？
留三郎｢お、おい！伊作！｣
あいつばかなのか！？少しは警戒心を…！ともう1回口を開こうとすると
伊作｢留三郎、黙って。ほら、これでまず涙を拭いて欲しいな。｣
と言いそいつに手ぬぐいを渡した。
いやいやいやいやいや！危ないだろうが！
こんなチビと言えど何が起こるかわからん。
しかしこれ以上言ってはややこしくなる。
俺が伊作の分まで警戒しておこう。
伊作｢少しでも気持ちが楽になるように君たちも肩の手、のけてあげよう？｣
勘右衛門、三郎｢｢は、はぁ…。｣｣
そう返事をして肩の手を外してしまった。ほんとに大丈夫か？
しかしほんとによく泣くな。
仙蔵達の方を見るとあいつらも難しい顔をしていた。
どうしたものかな…そう思いながら伊作の方に顔を戻した瞬間
伊作｢うわぁっ！？｣
…！？！？
伊作の頬ギリギリにクナイが飛んできた。
これは…！
仙蔵、小平太｢｢哀車の術だと…！？｣｣
俺は直ぐに伊作のもとへ行った。
A『そうだよ。哀車の術だよ〜だ。こんなのに騙されちゃうなんて、甘いなぁ〜！♪ボク、びっくりしちゃった！』
留三郎｢伊作！大丈夫か…！？｣
伊作｢あぁ。すまない…留三郎。尻もちをついただけさ。｣
留三郎｢それなら良かったのだが…。しかし哀車の術で伊作をお取りにするとは…あのチビ、いい度胸じゃないか。｣
俺はあいつを睨んだ。
あいつはもう既に俺らの囲いから出ていた。
A『はぁー？人聞きが悪いなぁ！ボクのとこに勝手に来たのはこいつじゃん。ボクは別にこいつをお取りにしようだなんて思ってなかったんだけど！！』
知るか、んなもん。
俺たちは皆、戦闘態勢となった。
こんなチビ相手だから軽くお仕置をするまでだ。
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げんぢ(プロフ) - 黒糖さまでーすさん» コメントありがとうございます…!絵も作品も褒めて頂き本当に嬉しいです😭♡これからも愛読してくださると嬉しいです🫶🏻 (2023年3月18日 20時) (
レス) id: a7d380a32f (このIDを非表示/違反報告)
黒糖さまでーす - げんぢさん絵がとてもうまい上手素敵です✨しかも作品の内容がとても良いです！！！ (2023年3月18日 18時) (レス) @page37 id: b07dd8e215 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：げんぢ | 作成日時：2023年2月1日 18時
