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愛してね7 ページ7




「いやだいやだいやだぁぁぁ!」

『うるさい…』



オムライスを食べ終わり、風呂を沸かして彼に先に入る様に言うと駄々をこね出した。

まぁ半分猫だから水が嫌いなのは分かるけど…。


「なんで一緒に入らないの!?」

『え、そっち?』



え、まさかの一緒に入りたいだけであんな嫌だ嫌だって言ってたの?嘘でしょ。どんだけ甘えんぼうなの。

というかなんで風呂一緒に入らなきゃいけないのだろうか。さっき自分でも迷惑かかってるよね…とか言ってた癖に……。



『風呂くらい一人で入って。私は課題が残ってるからやらなきゃいけないし』

「むーっ!わかったよ、一人で入る!その代わりに寝るときは一緒だよ!」

『はいはい……ぅん?』



今なんて言った?と聞こうとまふくんの方を見る。が、既に彼の姿はない。

風呂に行ったのだろう。一応服は私の服と短パンを渡すつもりでいる。そう言えばまふくんは人間になってた時に男の子用のセーラー服みたいなの着てたなぁ。



『寝るのは一緒…って言ってたっけ?今日だけならまだ大丈夫なんだけどな…。』


彼のことだ。明日も明後日も…というか毎日一緒に寝ようとか言ってくるだろう。なんかそう言いそうな顔してるし。

とりあえずこの事は後でいいだろうと、まふくんにタオルと服を渡す為風呂場に向かった。

風呂場に着くと歌声が聞こえた。おそらく彼が歌っているのだろう。



『まふくん、』

「ひゃいっ!ふぇ、ななな、なにどうしたのなんかあった!!?」

『落ち着いてなんもないよ。タオルと服持ってきただけ。』

「あ、そうなの?んふふ、ありがとう!」


タオルと服を置いて風呂場から離れ、課題を進める為に自室へ向かった。

まふくんが歌ってるのもっと聞いてみたいな…と思ったのは、私だけの秘密だ。


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設定タグ:歌い手 , まふまふ   
作品ジャンル:恋愛
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ちょこ - とてもよかったです!その後話が欲しい! (2021年11月18日 19時) (レス) @page44 id: 5ad0b4ef6a (このIDを非表示/違反報告)
むうた - れもんさん» コメントありがとうございます、そう言っていただけて嬉しいです!れもんさんにもいつかプロポーズしてくださる方が現れますよ…!閲覧ありがとうございました (2020年7月28日 19時) (レス) id: ba5583f0b3 (このIDを非表示/違反報告)
れもん - 神、神だあ'-' うちもプロポーズされたあい(一生叶わぬ夢) (2020年7月28日 14時) (レス) id: f89d8dd67f (このIDを非表示/違反報告)
むうた - ~Hikikomori~さん» 返信遅くなってすみません…!!嬉しいお言葉ありがとうございます!恐縮です!更新頑張ります…! (2020年7月26日 18時) (レス) id: ba5583f0b3 (このIDを非表示/違反報告)
~Hikikomori~ - 続きが気になる…神です…神すぎます… (2020年7月19日 16時) (レス) id: b9ac26b4ea (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:むうた | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2020年2月28日 11時

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