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「デ、デート?」
柚「良くない?一樹が勝つよりマシだと思うけど」
一樹「ちょww俺の扱い」
確かに…デートなら全然いいんだけど
「…スキャンダルとか?」
柚「俺ら別に事務所的に恋愛禁止とかないからいいんじゃない?」
北斗「バカ!そういうことじゃねぇよ」
なんで急に…
柚くん絶対私のこと好きじゃないと思ったのに
柚「あ、勘違いしないでよ?俺はただみんなと仲がいい椿を知るためだから」
私のことを知るため?
「そういうことだったの!!」
瑠衣「お、おま…まじかよ」
柚「男に二言は無くね?」
一樹「なるほど?」
「ていうか、ちゃんと赤点回避してね?じゃないといけなくなっちゃうから」
柚「うん」
柚くんは自分の中で1番未知の存在
正直不安があるけど、少しでも仲良くなれるように!
――――――――――――
「じゃあみんな、気をつけて帰ってね」
委員長「酒井さん!また学校で」
一樹「じゃあな!」
北斗「じゃあ」
柚「ばいばい」
こうして波乱の勉強会は幕を閉じたと思った。
「よし」
瑠衣「ねぇ」
「うああっ!!びっくりした!」
って家後ろなんだからみんなと帰る必要ないか!
瑠衣「椿、部屋の片付け手伝うよ」
「そんな散らかしてないから私がやっておくよ」
瑠衣くんは顔色を変えた。
今まで見せていた明るい顔じゃなくて
男の子の顔…みたい
瑠衣「ダーメ、俺の事で頭いっぱいにしたいから」
「…瑠衣くん?」
腕をぐいっと引っ張られてそのまま家の中へ入った。
―――――――――
一樹「じゃあなー委員長」
委員長「は、はぁぁん♡一樹くん♡」
北斗「あれ?瑠衣は ?」
柚「椿と一緒」
北斗「…全く、椿は無防備すぎるよな」
柚「椿知らないだろうね」
北斗「…そうだろ」
瑠衣「瑠衣はロールキャベツ男子だもんね笑」
狙った獲物は逃さない、正しくその言葉が今
私の頭に響いたのだった。

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BAND(プロフ) - ホットミルク飲みながら見てました。凄いホワってしました!いつも楽しみにしてます! (1月13日 18時) (レス) id: 89d985a64d (このIDを非表示/違反報告)
抹茶 - ロールキャベツ男子の意味わからなかったので最後に軽く説明あったのありがたいです (1月8日 21時) (レス) id: 5aab78de35 (このIDを非表示/違反報告)
メロンパン - そそそ、そんなこと言われたら。キュン死警報発令!! (1月7日 2時) (レス) id: 0e27099bf0 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶 - セピカさん神作しか作りませんよねっ!?嫉妬と恨みで私ハゲますよっ!?((??? (1月7日 0時) (レス) id: 5aab78de35 (このIDを非表示/違反報告)
幸都 - セピカさんの作品全部好きです!どうやって小説を考えているのですか?良かったら教えてください!これからも頑張ってください! (1月4日 21時) (レス) id: b3bc92b9f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:セピカ | 作成日時:2020年12月23日 0時